ジュウドウジャポニカ
漢字では、秋の田村草とも、秋の多紫草とも書かれているが、七月頃から見られるところから、”秋”と言う字はそぐわないような気がする。
しかし、学名がsalvia japonica つまり、日本のサルビアと聞くと、なんだか特別な花という気がしてくるから、不思議。
ちょっと見には雑草でしかない草だが、貴重な花のように思えるのは、椿の学名や日本の米にジャポニカのように日本の代表といった意味があるためだろうか。
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おりしも、ロンドンのオリンピックでテレビは持ちっきりだが、お家芸だったはずの柔道男子で金メダルがひとつも取れなかった、と、新聞に大きく報じられていた。
この種目は、ある意味で”ジュウドウジャポニカ”と言ってもいいのではなかっただろうか。
しかし、どの種目でも繁栄すればするほど、メダルは世界均等に広がるものだから、一面喜んでいいはずなのだが、、、、この種目でメダルの数を稼いでいただけに、大金をつぎ込んでいた日本のオリンピック委員会や柔道界で威張っていた面々は困っているようだ。
以前、J-1のサッカーの選手から静岡県人が少なくなったと地元紙は嘆いていたが、これも、全国的に普及すれば身体能力で静岡の人だけが優れているわけでないのだから、当たり前のことであるし、大相撲を見ても外国人に門戸を一部開放しただけで、上位陣に日本人が少なくなってしまった。
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コメント
おばさま
矛盾?しているのかな。
しかし、こんな風に考えたら、、、
相撲は国技、柔道はお家芸と
となるとサッカーは、、、
サッカー発祥の地はヨーロッパとかイギリスとかいいますが、ロンドンオリンピックの四強にははいれませんでした。
国際的競技になると、お家芸は取れなくなるものらしいです。
投稿: オラケタル | 2012年8月 6日 (月) 14時52分
昨夜わが家でもお家芸の話題がのぼりました。
全く同感です
世界中の人が日本を理解してくれ、しかも
スポーツが盛んになることは良いですよね。
相撲は日本人の関取が少ないのは寂しい

あれ~矛盾しているかしら
投稿: おばさん | 2012年8月 5日 (日) 19時48分