心頭滅却できなくて
夜も九時を過ぎて十六夜の月が煌々と照っているが、この時間になってもまだ暑い。
秋に先駆けて咲くという”待つ宵草”。一般的には月見草と言うが、黄色く薄い花を咲かせている。
以前には、秋口の花といえば、この花やコスモスを指したが、自然界も次第にしっちゃかめっちゃかになり、季節は「夏と冬だけ」みたいな感じで推移していくように思うのは自分だけだろうか、、、、、
そういえば、世界には雨季と乾季しかないところもあるのだが、日本もそんな感じになって、砂漠化するのかもしれない。
.
お寺の坊さんは、一月から二月の寒い季節に、寒修行なるものをするが、自分にとっては、この暑い季節が耐え難い季節であり、暑修行といったところだろうか。
何しろ、悟りをひらくには程遠い身、なかなか「心頭滅却すれば火もまた涼し」と言う心境にはなれない。
今日も今日とて、午後には家の中に籠もろうとしたが、一昨日持ち帰ったじゃが芋の土落としをしなければならず、納屋に入って土を手でこすり、傷口のあるものを仕分けしていたら、汗だくだくと肌をつたって流れていく。
近所知り合いに配ってみたが、まだ、コンテナ三箱分残る。
| 固定リンク
コメント
おばさま
今年はじゃが芋の当たり年。自動車に積みきれず残してきただけでもかなりの量になりました。
小さな芋は、以前静岡で捨てていましたが、最近では商品になるとかで、静岡の畑でも見なくなりました。
飛騨では、むかしから”煮っころがし”といって油でいためた後砂糖を入れて煮詰めて食べるのが普通でした。
しかし、今年は、みんな大きくなって細かいのが少なく、煮っころがしはどれだけ出来ることやら、、、、
それにしても、植えた量の30倍ちかく、、、、しばらくはじゃが芋尽くしです。
投稿: オラケタル | 2012年8月 5日 (日) 16時10分
今年もたくさんのジャガイモが収穫でき良かったですね。
。

200kgとは、驚きです
小さなものは、チンしてビールのつまみに最適
最近は冷たいスープも作っています。
心頭滅却すれば火も・・・・・
いいえ、暑いには変わりなしです
修行不足でしょうか
投稿: おばさん | 2012年8月 4日 (土) 21時45分