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2012年9月29日 (土)

浮き草に影を落として

025

027夕焼け小焼けの赤とんぼ、、、、で知られるアキアカネが、秋の訪れとともに山から下ってきた。

刈り取った田んぼの水たまりに卵を産むために遊弋している。

最近、このトンボがかなり数を減らしているのではないかという声をよく耳にする。

まだ秋が深まっていないので、よく分からないが、そうなんだとすると、なにが原因なのだろうか。

農薬なのか、気候なのか、餌なのか、、、、、いずれも近年になって大きく変わってきているのかもしれない。

一家総出の田仕事から機械化が進み、三ちゃん農業とも言われてきたがさらに人手が減ってじいちゃん農業になれば、農薬を撒いて雑草を生えなくするしかない。

農薬は、草ばかりでなくトンボの餌となる小動物も絶やしてしまう。と言う図式も考えられる。(蛍もその道を歩んでいる)

この調子で行くと、トンボも絶滅危惧種にされ、夕焼け小焼けの赤とんぼは、幻の歌になってしまうかもしれない。

写真のトンボはそれを知ってか、浮き草の生えた麻機沼の一角に卵を産み落とそうと、しばらく飛び交って隙間を見つけてチョンチョンと尻を挿しこんでいた。

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人間がこれまで生物を絶滅の追い込んでしまったのは、数限りなくあり、日本では狼や日本カワウソ、コウノトリ、トキ、アホウドリなどがその代表であり、絶滅危惧種はさらに輪をかけている。

先日も、ウナギがこの中に入ろうとしていると新聞に書かれていた。

原因としては、やはり、河口でシラスウナギをとりすぎたのが原因でないかといわれている。

人工孵化が難しい以上、幼生のうちに獲りすぎれば、成魚が川を下って産卵場所に行く量が減ってしまうのは当然の理。

そして、いまひとつ、太平洋岸で盛んなシラス漁もほかの魚の餌を横取りしているような気がするのだが、、、、、心配のしすぎでないことを祈っている。

日本列島に人間が住み着いて二万年ほど、その間近世まで、自然は変わりなく延々と続いてきたなかで、急に生物の絶滅が指摘されるようになったのは、人間の生活が傲慢になったためと考えられる。

その一方で、麻機沼の散歩道はセイタカアワダチソウやアレチノハナガサを初め背丈を越す外来種がはこびり、通れない道や、道幅が狭まっているところが多くなってきている。

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