天気雨が虹を何度も
雨の音で目が覚めた。昨夜来、雨は激しく降ったり止んだりを繰り返していたようだが、いずれも長続きするような降りかたが無かったようで、裏の川の水は10センチ程度増えただけ、、、、、
そして、空はところどころ穴が開いたような雲行きとなり、日がさしているのに雨が降るという。天気雨状態になり、西の空にくっきりと虹が懸かっては消えた。
これは、台風の影響らしく、南の海上から湿った空気が朝鮮半島を通過中の低気圧に引き寄せられ、気温は26℃程度でそんなに暑くは無いはずなのに、肌にべとつくような感じから、暑苦しい一日になってしまった。
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今日は「敬老の日」だという。以前は九月十五日と日が決まっていたが、例によって祝日を近くの日曜日にくっつけて、連休の数を増やすことにした。
当然そこには、本来の目的である、老人を敬うと言った考えは無く、ただ、役が当たった人の都合と、連休でどこかに遊びに行こうという不埒な考えしかないのが分かる。
もっとも、老人のほうもただ単に長生きしただけで、敬われるようなことをほとんどがしていないのだから、どっちもどっちか、、、、。
新聞によれば、日本では65歳以上の人が3000万人にもなり、人口の25%くらいになるそうだ。
戦後まもなくのころは、若い人が戦死して、平均年齢50歳と、江戸時代以前のレベルに下がったこともあるが、いまや世界で1、2を争う長寿国になってしまい、65歳でもまだ洟垂れ小僧の域を脱していない。
ただ、年齢別の人口グラフを見れば、独楽のような図形になり、50代から上に比重がかかりすぎてている。この調子でいくと、さらに重心が高くなり、若い人に無用な負担をかけるのではないだろうか。
江戸時代、”おばすて伝説”がまことしやかに言い伝えられたが、そんな風に淘汰しなければ国としてやっていけなくなる。
自分の齢も70代に入っているが、老人会に入っていない関係で、公民館主催の敬老会からはお呼びも無い(呼ばれたって行かないけれど)
ただ、歳をとったからといって市長や知事がご挨拶に行き、新聞などでデカデカと報道するのはどうなんだろうか。
ともすると、公費を使った選挙運動に見えなくも無い。
自分の場合?、神様がくれた寿命だからなんともいえないが、自分で自分がわから無くなったり、寝たきりになったら、、、、、、どこぞの山に、、、と思うのだけれど、これをエンデイングノートの書いても駄目なんだろうね。
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そんなに長生きすると思っているのもどうなんだろうけれど。
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コメント
よしこさんの町内ではそんなに老人がいるんですか。
うちの町内では、ごくわずかですよ。
いえ、老人が少ないわけではないのです。行かないんです。
おまけに、昨年は老人会長が会費をくすねたとかで、解散になったと言う話も漏れ聞きます。
会費と言ったって、廃品回収のお金なのでかなりの額になったとか、、、、
投稿: オラケタル | 2012年9月18日 (火) 21時37分
たぶん敬老会は町内連合会が主催しているので、組長と言うか班長さんが、ちゃんと調べなかったんですね。町内に募集のチラシが回覧されますし、直に誘わないと出てこないので、民生委員や組長が呼び掛けに回ってきます。ウチの町内だけでバス4台で、○○班は何時にどこそこで待つというように、ちゃんと案内がきますよ。その前に町内で、毎年お菓子と茶わんや湯飲みなどの記念品が配られます。学区の小学生の手紙を添えて。でも、実家の方は記念品などは配られたそうですが、「行かないですよね?」と言われて、それでも行くとは言えなかったそうで、参加しなかったそうです。本人は行きたかったらしいですがね。もっとも、全員の参加じゃあ、とても鯨ヶ池の公民館では入りきらないでしょうね。
天候が不安定で、どんなに晴れていても傘は手放せないですね。洗濯物も油断できないですし。まあ、そんなぐらいで文句を言ってはいけませんが。
投稿: よしこ | 2012年9月18日 (火) 10時12分