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2012年9月 5日 (水)

忍耐の花



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清水の山奥からひとつかみ持ってきたヤブランが今年も花を咲かせている。

現場に機械を据える際掘り起こした土に混ざっていたものだが、一応植木鉢に入れたものの、その後はほったらかしにしているの。

寒い冬は鉢を冷やし、暑い夏は熱気と水分不足が外からじかに伝ってくる、自然以上に厳しい筈なのに、毎年決まって今の時期に淡い紫の花を咲かせる。

花言葉の中に、「忍耐」と言うのがあるが、環境の悪さをずっと耐え忍んでいる様子は花言葉そのものである。

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先日の新聞によれば、東海、南海、東南海の地震が連動して起これば、死者だけでも32万人が出そうだとの試算がなされ、そのうち静岡県では12万人を占めると書いてあった。

そのほとんどが、津波による被害だと算定している。

こういう数字は、計算方法で大きく変動するものだが、浜岡原発が壊れるのは多分計算外になっているとすれば、また違った数字が出てくるはず、、、、

いま、防災の日になっている九月一日は、いまから90年ほど前の関東大震災が起きた日であるが、このときの記録を見ると、建物が壊れたのは、震源により近い神奈川県のほうが大きかったのだが火災で焼失したのは、東京のほうが何倍も多く、そのために神奈川県の死者が3万人に対して、東京府が7万人となり、10万5千人ほどと言われる死者のほとんどをこの両府県で出していることになる。(ちなみに静岡は444人だった)

それに比べると、三連動地震は東北地震に良く似た被害を想定しているのだが、本当にそうなのだろうか。

東北地震が来るまで、津波に対してあまり関心が無いというか、本気になって対策を講じてこなかった面がある。

”災害は忘れた頃に来る”と言う言葉があったが、同時に”人の隙を突いて来る”と言っても過言ではない。

おかげで、東北地震では「想定外」と言う言葉が飛び交ったし、その前の阪神の地震の際に自動車道路の橋脚が倒れたときには、その前に起きたカルフォルニア地震でやはり同じ事故が起きたとき、「日本ではそういう事態にはならない」と言った慢心学者いたのをそのころ思い出していた。(しかし、その学者からは何の反省も、謝罪も無かったようだ)

テレビの効果は大きく、いま静岡市内の海岸に近い地区の土地価格の下落はかなりなものがあるようで、アパート経営をしている人たちにを初めかなりの影響がでているとの噂を聞く。

しかし、この話も時が経つにつれて薄れていく、、、、人の噂も75日、と言うほど短くはないけれど、、、、また人間が慢心したころあいを狙って、、、、

なにしろ、今でさえが死者12万人と言われても、自分は大丈夫と思っている人が自分を含めてほとんどなんだから、、、

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