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2012年9月 1日 (土)

「ほら 見て見て」って

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「ほら 見て見て」と言わんばかりにして、ナガサキアゲハが日よけのために植えたゴーヤの葉に掴まってしばらく動かなかった。

羽根の文様がきれいで、傷ひとつ無いところを見ると成虫になって間もない雌に違いない。そう人間で言えば二十歳くらいからといったところだろう。

ひょっとして、庭の椿に葉っぱが食い荒らされていたところを見ると、幼虫のときそこにいたのかもしれない。

となると、ここで育った娘が里帰りをして、親の晴れ姿を見せびらかしに来たのかも、、、、なんて思ってしまった。(長崎揚羽は後ろの羽根がほかの揚羽といがって丸くなっているので、振袖でなく留袖に見立てて、、)

雄のナガサキアゲハが、ほとんど黒一色なのに対して雌は写真のように大きくて白い紋付のような模様がついているのが多く、、ツマグロヒョウモンチョウ同様に自分の目からは雌のほうがきれいに見える例外生物である。

この蝶は、もともと暖かい土地のちょうだったようで、江戸時代には長崎辺りにまでしか住んでいなかったため、こんな名前になったのだが、次第に東に生息場所を伸ばし、静岡で見られるようになったのは、2,000年前後といわれ、最近は福島辺りまで北上しているそうだ。

もっとも、天気予報を見ていると、青森付近も猛暑の熱帯夜が続いているので、津軽海峡で足踏みするのも間近ではないだろうか。

そうなると、ごく普通の蝶になり、希少価値は無くなってしまうのは、後わずか、、.

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017今日九月一日は、昔流に言うと立春から数えて二百十日。越中八尾では風の盆。

むかしは、この頃台風が来たそうで、風を納めるために踊ったのだと聞いたことがあるが、今年あたりは、夏の高気圧の勢力が強く朝鮮半島のほうにそれて日本には近づけない。

と言うことは、まだまだ暑い日が続くと言うことで、水不足を含めて畑の作物を植えられない日が続くと言うことになるらしい。

幸いというか、米のほうは順調なようだが、秋野菜の高騰は目に浮かぶ、、、

”風の盆”といえば、最後に見てからもう十年くらいになるのだろうか、八尾の住む従姉の家に泊まって、夜通しの踊りを見るつもりだったのに、いつもの早寝の癖から、十二時を過ぎたところで眠くて眠くて、、、、我慢が出来ず   つい、と言うのが、、、、。

この土地に住む人は、この踊りにかけていて、娘が年頃になると町内揃いの浴衣に編み笠姿で送り出すのだが、わが娘ながら見直すほどの女になるらしい。

「ほら あそこにいるから 見て見て」ってね。

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コメント

よしこさま
この艶姿も、しばらくすると羽根がぼろぼろ状態になって、ふらふらと安定しない飛びかたになってしまいます。
それでも人間のように生きることをあきらめないで、恋に打ち込んでいるのを見ると、見習う必要がありそうです。
しかし、この歳になって、それを表面に出すと単なるエロじじい、、、、、

駿府城の石垣崩壊は新聞で見ましたが、最近あちらには行っていませんので、まだ見ていません。
前の地震の時、ほかの崩れたところと同じように状態の一歩手前だったのでしょうね。
築城から400年でしたか、全国の大名に持ち場を区切ってやらせたそうですが、自分の城と違って念入りにやりたくなかったのでしょうね。
でも、400年間良くもったものです。

投稿: オラケタル | 2012年9月 2日 (日) 16時20分

本当にほれぼれする姿ですね。あでやかな、艶っぽい、いわゆる艶姿っていうんでしょうかねえ。思わず見とれてしまいました。
最近は台風が秋のものではなくなってきた感がありますね。本来ならこれからが台風のシーズンなのに。
昨日先日の大雨で崩れたお堀を車中から見ました。あの修復の事はあまり話題になっていませんが、その前の地震のあとの修復でもお金が…と言ってましたから、こちらはいつ修復できるやらと思って見ていました。もし、また雨が降ったら、がた~と全部崩れてしまいそうです。

投稿: よしこ | 2012年9月 2日 (日) 10時56分

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