大豆の先祖だって
上の二枚は青紫色の濃くて大きな花弁で下の二枚はそれより淡い色の花弁をおちょぼ口のようにもったところは、マメ科の花共通の形をしている。
葉っぱは、茎の先に細長い三枚葉もち、これも大豆の特徴を兼ね備えているが、何せ花が小さく、それにしたがって実も小さい。
大昔の人は、良くこんな植物を品種改良して、あんなに大きな豆をもつ大豆にしたものと感心してしまう。
そして、いま、草原でほかの植物に覆いかぶさって繁殖しているツルマメは、人間の手を逃れた者の子孫だと思うと、、、、、、
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きょうもテレビは”維新の会”の特集を組んだようにして持ち上げている。
各党から離れた七人の国会議員を抱きかかえ、いよいよ政党として旗揚げをし、全国に国会議員候補をたて、100人の当選を見込んでいるという。
そんなにうまくことが運ぶのだろうか。例によってマスコミは国民を誘導しようとしているように見えて仕様が無い。
第一、新党に加入しようとしている七人のうちどれだけの人が国民に知られているのだろうか、、、、「そんな人がいたっけ」と言うのが大方の感想ではないだろうか。
そもそも、このうち四人が比例区の人であり、選挙区を持たないか落選した人である。
つまり、政党の風で国会議員になった人で、遊んでいても高額の報酬と秘書から「先生 先生」と仰ぎ奉られる地位に着いた人と言っても過言でない。
この人たちが、今の地位を続けるためには、次の風が吹きそうなところに移籍する手を考えたとすれば、その人たちは、政治家でなく政治屋でしかない。
一方、抱え込んだ維新の会にとっては、政党化するための道具であり、うまく再選されれば手駒として儲けもの程度の存在と見ているだろう。
先日も「価値観の一緒の人」を連発し、マスコミを集め宣伝をしていたが、これも、ただで広告させると言うあざといやりかたであり、マスコミのほうもうまくいけば「我々の功績」と新党に貸しを作った気でいるの違いない。
つまりお互いが、出来レースと言うか、それぞれが自分に都合の良い思惑を競い合っているに違いない。
その辺を国民も知っていると思うのは、おじいさんの井戸端会議ならぬ、畑の脇の集まりでも言われていた。
そして、異口同音に「と、言っても入れたい政治家が一人もいないのは、これまた寂しいね」だった。
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