「なんなんだよ~」
ハゼランがピンクを通り越して赤い花といったほうがよい色合いで咲いていた。
なんでも、中央アメリカが原産とかで外来種であるが、その繁殖力の強さから、道端などで大繁殖している。
ただほかの、外来種植物と違って、花が小さく目立たないのとほかの在来種を圧迫したようには見えないことから、じわじわと勢力範囲を広げていっても気ずかれない。
そして、勢力範囲を広げた結果、どこにでもある花になり、取り上げたことがなかったが、その花に止まっていたヤマトシジミとふと目があってしまった。
それこそ、蜜を吸う吻をあげて、「何なんだよ」といった感じの目つきになった。
そんな目で見られれば、こっちも少し怖気づいて」あの~、一枚モデルになっていただけますか?」なんて敬語を使いながら、、、、、、、、
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テレビは、世田谷の元警察官が近所の女性を殺して自殺した話を、根掘り葉掘りの野次馬根性で放送していた。
両方が亡くなった今となっては、真相は闇の中だが、年老いたとはいえ男性のほうは元警視という警察官幹部、それもかなり上の位で退職、その後は民生委員をやったこともある人だったことも輪をかけているらしい。
どんなことが発端で、向かいのおばあさんと仲たがいをはじめたのか分からないが、刃物を持って押しかけたことで結局は人生の結末を汚してしまった。
また、殺されたほうの婆さんもかなり近所迷惑なことをしていた人らしいことが想像できる。
歳をとると誰しもが頑固になり、相手の言い分を聞く余裕がなくなるのは自分でも分かる。
つまり、こらえ性がなくなる。
日本のめでたい図柄に、高砂の翁と姥が書かれていて、理想の老後、円熟円満になっていつも恵比寿様のようにニコニコしている。と言うのは、どうも違うらしい。
そして、普段温和な人ほど、我慢を溜め込んでいるため爆発力が大きいような気がする。
地震も、小さな地震が頻発しているほうが巨大地震を起こさないそうだから、今後も連れ合いを相手にこまめに言いがかりをつけたり、付けられたりで過ごすのが無難なんだと、、、、、、、、
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コメント
よしこさま
ヤマトシジミが、口吻を上げて逃げもせず、こちらをじっと見つめているのには驚きました。
昆虫にも感情があるのでしょうか。
あの年齢。自分もその年まで生きるのかどうか分かりませんが、破れかぶれで自制心がなくなったら、死ぬことを含めて怖いものがないでしょうね。
ここまできたら、何とか平穏無事で、とは思いますが、棺の蓋を覆うまで何があるやら、、、、
投稿: オラケタル | 2012年10月12日 (金) 22時18分
おばさま
近所であるほど利害関係がと言うより、人間性に対する嫌悪感が強いのでしょうね。
つくづく、人偏の評価は棺のふたを覆って決まると言うことが分かりました。
投稿: オラケタル | 2012年10月12日 (金) 22時08分
ハゼランとヤマトシジミ、今年はそのペアをまだ見ていませんが、丁度いい、組み合わせですよね。サイズも色合いも。ヤマトシジミの目の表情が良いですよね。せっかく美味しいものにであったのに、邪魔しないでよって言っているのかな?
あの事件はまさかの年齢の人で、驚きました。しかも、普段は杖を使っていたというのですから。もちろん、今までも高齢者が刃傷沙汰というのが全くなかったわけではありませんが、色々考えさせられる事件ですね。
投稿: よしこ | 2012年10月12日 (金) 21時57分
世田谷の元警察官が近所の女性を殺して自殺した話は、どの局も取り上げていましたが、ご近所さん同士でもめ事は
嫌ですし、周りも振り回されますね。
警視まで務めた方の最後があまりに悲しい結末でしたね。
投稿: おばさん | 2012年10月12日 (金) 19時58分