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2012年11月24日 (土)

風の吹きようで

004

指先に止まった雪虫(しろばんば)

「小雪」も済んで冬も本格的となったのか、雪虫が二~三日前から目立ちだした。

石川靖の小説 ”しろばんば”の冒頭に出てくる”しろばんば”がこの虫であるが、自分たちは子供の頃からこの虫が飛び出すと、雪が降ると聞いていたものである。

名探偵 多羅尾伴内風に言うと、「しこうして、その正体はトドノネオオワタムシである」とくる。つまり、夏場には草の葉裏などにびっしりと付いているアブラムシの一部が交尾するため羽化しているものという。

トドノネオオワタムシ、漢字で書くと”椴松の根大綿虫”となるのだが”椴”とはトドマツのことを言う。なぜこの字をトドマツというのか、椴松とはどんなところから来たのかの説明はどこを見ても分からない。

つまり、なんとも訳のわからない名前を持つ虫である。

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雪虫は、ごくごく小さな虫なので、飛んでいてもその正体は定かでは無いが、羽根の後ろに綿毛が生えていて、その白さが目立つため気が付く。

身体の小ささとともに、その綿毛が邪魔をするのか、飛んでいると言うより風にあおられて高く低くまい飛ぶさまは、雪が風にあおられて地上になかなか降りられないのとよく似た動きをする。

風の吹きようであちこち飛ばされていては、選ばれて羽化したのに、肝心の恋人探しもままならないでは困る。そのため、見かけるのは夕凪時が多くいくつも同時に飛ぶと、蛍に似ていて幻想的でさえある。

この虫は、この時期にしか飛ぶことが無いようだが、静岡に来てから平地では滅多に見ることが無かった。

しかし、今年は我が家の小さな庭にいても何匹も見かけるし、北海道では大発生といいくらいの虫が飛んだそうだから、この冬の気候はいつもと違うのかもしれない。

ちなみに、名前が雪虫と言うだけあって、暑さにはごく弱く、飛んでいるときにそっと手で包み込んでいてもすぐに弱ってしまい、手から飛び出せないでいる。

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国会が解散してからと言うもの、風に吹かれて、あちらに引っ付きこちらに彷徨う。      出たかと思ったら元に戻る。

そこにはプライドも、意地も、何をしようとするかさえも定かでなく、ただ自分の保身しか考えていない政治(?)屋が目に余る季節になった。

そのほとんどは、前の選挙で風に乗って肩書きをつけた人であるが、雪虫同様その望みは正月前には、、、、、、、、

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