草紅葉のアカザ
立冬も過ぎたのだから今は初冬とも言うべき季節に入ったことになる。
それを証明するかのように、今日は西風が強く吹き、麻機の散歩道にはススキや葦の穂から飛び立った綿毛が舞い散って、羽虫か雪のように舞っていた。
その下では、アカザの葉が真っ赤に染まって同じく赤い実を包んでいる。
アカザと同じ仲間にシロザというものがある。
葉の形や大きさは同じであるが、夏の間アカザの葉の中心部が濃い紫色をしているだけで名前が違うようだ。
そして、そのころは葉っぱの上に白い粉のようなものが付着していて、触るとすべすべしている様子は、まるでおしろいを塗ったような感じがする。
これらは、そのどちらも食用として古い昔、日本に入ってきたということであり、ほんの少し生を口にしたことがあるが、無味無臭であり、料理すれば案外とうまいものかもしれない。
それにしても、近くで見ればきれいな紅葉である。
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アカザ。漢字で書くと”藜”となる、この漢字を知る前は赤座とばかり思っていたのだが、赤座のほうは苗字として使われており、藜とは関係が無いらしい。
それでは、赤座とは何ぞや、、、、ドジョウに良く似た魚の名前があるが、そんなところからとったのだろうか。
それとも、金座、銀座のように何かの職業集団もしくは組合?だったのかもしれないが、、、、、 だとするとどんな仕事?
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