医者とは
ゴキヅル、一見ゴキブリとよく似た名前であり、この実にどうしてそんな名前が?と思われるが、検索してみると漢字では”合器蔓”と書き、青い実が割れて種を落とすとき、上下に割れるというユニークな形をとることに寄るらしい。
しかし、自分としては江戸時代までゴキブリのことを”御器齧(ゴキカブリ)”と言われていたように、ゴキヅルも”御器蔓”と書いたに違いないと思っている。
御器とは、昔は木で作ったお椀の丁寧語であり、土で作った茶碗とは呼び方が違ったのを、明治になったばかりの頃生まれた自分のおばあさんが使っていたのを覚えている。
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医者とはよくよく患者を病気にさせたいものと見受けられる。
発端は、3年前に立ちくらみをして転んだことから始まったのだが、連れ合いや娘が何が何でも医者に見てもらえということだった。
開業医に行って見ると、血圧が145~80だったが、「様子を見ましょうね」ともいわず直ちに血圧の薬を支給された。
のちになって、病院での血圧は「白衣なんとか」で高目にでるそうだ。ときいたが、娘たちは継続してかかることを勧めた。
そして、今年になって、少し下痢便が続いたのでそれを言うと、「大腸透視鏡で調べましょうね」といって、ポリープが二個半あったと切除。
そのとき、C型肝炎のウイルスが検出されたので治療しましょう。という。
いつ感染したのか知らないが、輸血したのは23歳のときだから、約50年。その間何の異常もないからと拒否。
すると、C型肝炎から肝硬変、肝がんへと進行するが多いから、その辺を確かめるため、超音波で肝臓の検査をしましょう。ということになり、それで異常はなかったが、詳しいことを知りたいからと、県立総合病院で「CT検査をしましょうよ」という。
噂では聞いていたがCTスキャンとは、どんなことをするのか自分も興味があったので、応じて、今日の午前中におなかを寸断してもらった。
まず、県立総合病院には、娘も看護師としているし、母親を初めとして、孫や連れ合いの付き添いなど何度も行ったことがあるが、自分自身が見てもらったことがないので、初診受付から始まった。
大きな病院は手続きがなんだか難しくこちらのほうで手間取ったが、CT検査そのものは、ベットに仰向けに寝て、丸い輪の中を二度三度、ヨード造影剤を静脈注射されてまた二度三度、動いただけ、、、、、
所要時間、20分。造影剤注射のあと、少し顔がほてったこと以外、痛くもかゆくもないうちに終了。
月末に、かかりつけの医者に行ったときどんな写真が出来ているか楽しみである。
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折から、テレビのコマーシャルは男は八の倍数、女は七の倍数の年齢のとき身体に変化が出てくるといっていた。
あと一ヶ月足らずで、七十二歳を卒業する今年がその歳である。
ポリープを切り、CT検査をした。来年は医者を変えようか、、、、、、
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