パパイヤ考
直径10センチ、縦に20センチ近くまで実が実った。
しかし、熱帯地方の植物だけに、露地栽培では黄色く熟れるまで天候は持ってくれない。
いずれ、霜が降りる頃には、ぽっしゃってしまうだろう。
原産地では年がら年中実をつけているので、寒さに向かっても花を次から次へと咲かす準備をしている。
黄色い花は、たおやかに咲いている。
この実のをはじめてみたのはペルーのペンションのパテオ(中庭)でだったが、黄色く熟れた実は、花梨にも似てずっしりと重く、皮を剥いて食べたのだが、マンゴに比べると甘味は薄かった。
しかし、当時濃厚なマンゴの匂いに慣れていなかったのでこちらのほうが美味かった。
ただ、一般に、バナナやパパイヤは青い実のうちに料理して食べるのが主流で、なかなか黄色くなるまでおいてもらえなかったように覚えている。
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お騒がせ好きの田中文部大臣が、審議会で可決した大学の開校許可を取り消したことで開設の準備をしてきた大学側が憤っている。
野次馬としては、この国に600とも言われる大学が必要なのだろうかといつも思っていた。
大学の一覧を見ていると、聞いたこともない大学が随分とあるこあること
頭に神戸と付く大学がざっと17、東京と付く大学が23ほど、いずれも正確に数えたわけでないのだが、国の補助がなければどのくらいがやっていけるのだろうか。
自分の中学の同級生22人中大学に行ったのはたった一人だった。
そのころは、大学でというのはそれなりの学識があった。
そして、先ほどの放送で、大学出の就職状況の中で、就職しているのは3分の2であり、残りはアルバイトなど定職付かないか全然仕事しないそうだ。
募集は、卒業生の数を上回っているのだが、エリート意識を満足させてくれる大企業に偏重しているためで、小さな会社には見向きもしない結果だと言う。
最近の調査では、50%を超える子供が大学に行くようになって、学力の低下が指摘されているなかで、エリートもクソもないはずなのだが、、、、、。
そんな子供たちを名も無き大学に行かせ、就職もしないというのは脛がやせ細っている親ばかは自業自得としても、このご時世に税金をつぎ込んでまで学生を養っている我々はいい面の皮である。
思わずでてくる声は、 パパ イヤ!
今回の騒動で憤っている姿を見ていると、うわさに聞く、楽して金儲けに走っている学校法人のひとつではないかと考えてしまう。
定員の何倍もの受験生がいるというが、結局のところ滑り止めの子供ばかり、、、、試験結果を無視してかき集めても新学期から定員割れの学校があるそうだが、、、、、、、果たして、それでも大学は必要なのか
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