さながら夫唱婦随
先年来行われてきた、麻機沼のダイオキシン除去作業も一応終わったようで、沼の中に生えていた草なんかもなくなり、すっきりとした水面が広がっている。
しかし、すっきりしすぎて広くなったように見えるためか、隠れる葦などの草が少ないためか、冬鳥の数がまばらにしか見えない。
テレビで見るほかの沼では、氷の上を滑ってよちよち歩きをしている鴨や雪の降る池で餌に群がっている鳥たちが映し出されているが、それより暖かいと思われる麻機までやってくる鳥が少ないのは、生まれ故郷から少しのことのように思われるが遠すぎるのだろうか。
そんななか、久しぶりにマガモの集団を見た。
普段は水面を遊弋している彼らも少し寒さを感じたのか、人が近づきにくい草の上で日向ぼっこをしている。
しばらく遠目で見ていると、そのうちつがいが一組水面に滑り降りてきてデートを始めた模様、、、、、
さすがに手はつながなかったが、夫唱婦随と言うか色鮮やかな雄の後を三歩さがった感じの雌がついていく。
そして、、、、、振り返って見つめ合う。
出掛けに、些細なことで口喧嘩をしてきた我が身にとって、、、、、、、
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