鼻の奥がつーん
先日まで苔むして立っていた桜の木。「風格が出てきたな」と思っていたら、いつの間にか切り倒されており。その切り株を見ると、中の部分がボケてしまっていた。
これを見ていたら、人間も同様なのかなと思ってしまい、哀れを感じてしまった。
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いつの世でもそうだが、若い世代に権限を譲ると言うことができない老人がいる。
政界に、球団に、、、、と言えば、すぐに思い当たる人が何人かいる。
彼らにしてみれば、「五十代六十代の若造に任しておられるか!」と言うのが感想だろうけれど、傍目から見れば、老害も良いところ、と言った感じでしかない。
長い人生経験に裏打ちされた言葉は、いかにも風格があり、子供どころか孫のような新聞記者を相手に威圧的態度で「もっと勉強してから質問せよ」なんてほざいている。
しかし、事実は桜の木のように中が腐っており、固定観念から人の意見を吸い込む余裕もなく、表面はごまかせてもいつ倒れる分からない状態である。
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そんな自分もその年齢に一歩一歩と近づいているが、何の権力もないため影響がないどころか、鼻にも引っ掛けてくれない。
それでも、正月には娘婿が孫たちに「じいじがいるからこうして集まれるんだよ」なんて土砂を掛けられて、、、、、、、
酒を飲みすぎて感情が高ぶっていたばかりではなく、 じいじ 思わず鼻の奥がつーん
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コメント
おばさま
おめでとうございます。まだ松の内です。
引き際と言うのは難しいもので、自分も娘からいつまで運転するの?といわれていますが、なかなか、手放す気にはなれません。
先日、娘が交通違反で反則金を支払ったというのを聞いて「見ろ、じいじはここ何十年も掴まっていないぞ」と鬼の首を取ったように言い募りましたが、、、、、
老人の無茶運転を見ると、、、、、
余談になりましたが、、、今年もよろしくお願いいたします。
投稿: オラケタル | 2013年1月11日 (金) 21時46分
出遅れましたが、今年もよろしく
お願いいたします。
人間も引き際が大事ですよね。
立派な業績を積んだ人であればあるほど引き際を
潔くしないと・・・私も譲りたいのに嫁もなく
投稿: おばさん | 2013年1月10日 (木) 23時04分