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2013年2月16日 (土)

根場の里にて

002

静岡で6℃だった気温が急速に下がり始めたのは、朝霧高原にかかりだしてからで、道の駅では0℃になり、山梨との県境では氷点下2℃にまで下がった。

道の両側には除雪車で押しのけられた雪が硬く凍りつき、西湖の入り口には路面に雪が残っていた。

日差しは、かなりあるのだが、気温は0℃前後で風は冷たい。

この次点で、今日の目的は多分八分どおり失敗だったかなと思うようになった。

今日の目的は、芦川沿いのセツブンソウを見たい。と言うことで出かけてみたのだ。

ただ、その前にここまで来たのだからと西湖のそばにある、”根場の里”によって買いたいものがあるという連れ合いの願いで少し遠回りをすることにした。

気温は低く、風は冷たいながらも空は、真澄に晴れて山の稜線にかかる木の枝に樹氷がかかっているらしく、青空と白い雪のコントラストがきれいに映えている。

そして、その反対側には、これまた雲のない富士が絵に描いたように浮かんでいたが、あまり、さえぎるものの無い富士山はかえって趣きがない。

”月に群雲”ではないが、少しばかりの欠けがあるのが日本人好みである。

007とつぜん「ヤマガラとはどんなものですか??」と声を掛けられた。

建物の一角に、ひまわりの種を入れた餌台があり、そこに近くの山から餌を目当てにヤマガラとシジュウカラがきているのだが、野生の鳥だけに警戒心が強く、人が傍にいるとなかなか近寄らない。

木の枝に、ヤマガラが来ますので、、と書いた小さな札を見た人が自分に声を掛けてきたのだ。

011「こんな小鳥ですよ」と少し前に写した写真を見せると納得したのか、そのままその場を去っていった。

中学の頃習った「心ここに在らざれば、 見れども見えず、聞けども聞こえず、、、、」ではないが、この人にとって、小鳥は興味の対象外だったのだろう。

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上の小鳥がヤマガラ、下がシジュウカラ。なかなか同じフレームにはおさまってくれなかった。

ここの、縁側に腰掛けて、カメラを構えてみていたが、ヤマガラとシジュウカラの関係は身体の大きさに差がないためか、同じ木に止まっていても、餌の取り合いで喧嘩することがなく、交互に降り立っていた。

ただ、鳥同士の距離感と言うものがあるらしく、同じヤマガラ同士でも一定の距離をおいており、ひとつの枝にとまると言うことはない。

ともあれ、家の庭のメジロとヒヨドリのように、むやみに追っかけまわすような行動がないので、面白く眺めていられた。

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コメント

おばさま
根場の里はご指摘のとおりのところです。
ただ、この集落は昭和41年の台風により、壊滅的打撃を受け、一時何もなくなっていたのを、観光目的で再建てしたたものなので、どれも、同じような造りになってしまったのが残念です。
この台風では、静岡の梅が島温泉も同様の被害にあっていますが、南に向いた斜面と谷筋が良く似ている感じていました。
余計な事ながら、、、、

投稿: オラケタル | 2013年2月18日 (月) 22時32分

根場の里は西湖にある藁ぶきの集落ですよね。
以前行きましたがなかなか趣のある良い場所だったと
記憶しています。こんにゃく料理頂きました。
ヤマガラとシジュウカラの関係が
人にも必要ですね。北の方たちにお願いしたい。

投稿: おばさん | 2013年2月18日 (月) 20時38分

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