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2013年3月30日 (土)

かすみか雲か

015

この季節、日本中が桜さくらで沸き立っている。

その時流の乗り遅れまいと、大井川筋のさくらを見て歩いた。

家をでて、国道362号を藁科川沿いに遡り、富士見峠から千頭に下る。

その道筋には、昨日安倍川沿いの道路でも見た赤紫の山桜と道路際に咲くソメイヨシノの白っぽい花。そして、山吹の花などを交互に見ながら登る。

峠付近でいったん消えた桜や若芽の新緑も、大井川沿いの千頭に下れば、桜のほかに桃なども咲いており、一気に華やかになる。

入れ替わり立ち代わり現れる桜が観衆だとすると、こちらは千両役者といったところか、自動車の両サイドのガラスを下げて、観客に会釈を返しながら徳山の集落に入る。

ここの、高校脇にある枝垂桜が今日の主目的であった。

012

022_2薄いピンクの八重桜が道の両側に200mほど植えられており、丁度いまが満開。

桜並木の中に入って空を見上げると、折からの花曇りもあって、花と霞の境界線がはっきりせず、空までもが薄桃色に見えてしまいそうな錯覚さえしてしまった。

そして、ここは、まだあまり人に知られていないようで、行き交う人も少なく、人ごみ嫌いな自分にはもってこいの場所である。

そして、そばの立て看板には、来週の日曜日が桜祭りだと書いてあったが、多分それだ経遅すぎるのではなかろうか。と思わせる花の開きようであった。

駐車場の傍にわずかではあるが、屋台も出ていて焼肉が香ばしい匂いをあたりに振りまいている。

「花より団子」ではないが、それぞれに一串買ってかぶりつきながら散策に入る。塩加減も上々

013枝垂桜並木を過ぎて、谷沿いのソメイヨシノを長めに入れば、こちらは満開を過ぎて落花が始まっており、そよ風程度の風が吹くと見るや、花びらが風に舞って谷をさかのぼるようにして吹き上がっていくのも幻想的で良かった。

約二時間、この集落のあちこちにある桜と100円コロッケなどを楽しみ、今度は川沿いに降っていく。

途中、二度の蒸気機関車を汽笛とともに眺めたが、急勾配のレールを電車の後押しを受けながら登る姿は、おもわず「よっ ご同輩」と声を掛けたくなるような雰囲気である。

ただ、この列車が通る桜トンネルあたりは、人だかりで大変だろうと迂回した。

しかし、桜の花は川沿いを下る道筋のどこかにいつも見えており、途切れることはなく、今年中の桜を見てしまったような一日であった。

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コメント

よしこさま
私どもが行った日は、土曜日でしたがごらんのようにひと気もまばらといった情況でしたので、ゆっくりと散策できました。
この日は、枝垂桜よりSLとソメイヨシノに人気があったようで、徳山もそうでしたが、沿線の桜の周りにはカメラの砲列で込み合っていました。
新聞にも載ったことですし、これから込み合うかもしれません。
また、来年の計画に入れておいたらいかがでしょう。

投稿: オラケタル | 2013年4月 2日 (火) 16時41分

おはようございます。
この高校脇の桜が見事だと言うのは聞いてはいたんですが、思った以上に綺麗な桜ですね。人込みはどうもと思いますが、それほどでもないところもあるようですね。もっとも、今朝の新聞に載りましたから、人が一杯になるかもしれないですね。牧ノ原公園のカタクリの花も見てみたいんですが、人が多くてあまり見えない時もあるそうで、でも、時期限定だから、行ってみたいなあとも思うし、なんて言っているうちに花は散ってしまうんですよね。

投稿: よしこ | 2013年4月 2日 (火) 08時45分

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