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2013年3月 5日 (火)

この子の七十のお祝いに

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今回、静岡県にきてから行ったことのない福井県にまで行く動機になったのは、この冬のレンコン掘りで少しばかりではあるが収入があったのは、昨日書いたとおりであるが、もうひとつには連れ合いが今年”古希”を迎えるのでそのお祝いも兼ねてのことであり、弟夫婦もそれに乗ってくれたと言うのが実情である。

そして、前々からテレビ等で雪の永平寺と東尋坊を見たいといっていたので、今回の旅行先に選んだもので、自分も、弟夫婦もこれまで何回かこの地に足を運んだことがあり、連れ合いだけが今回初見参ということでもあった。

そのため、今日のルートは永平寺から、越前竹の里、一乗谷の朝倉氏史跡を巡ることになる。

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077飛騨は真宗のお寺の多いところだが、どういうわけか神岡町では曹洞宗のお寺のほうが多い。

地理的関係かとも思われるが、北部に位置する富山県も真宗のお寺が多いと聞くとわからなくなってしまう。

そうしたなかで、我が家が檀家になっているお寺も曹洞宗であり、永平寺の末寺である。

昨夜、宿のある海岸部では小雨が降ったようだったが、福井市をはさんだ反対側の永平寺付近は雪が降ったようで、到着した十時頃には日の光で樹上の雪が溶けて、シャワーのように降りしきっていた。

076普通の雨なら傘でも、、といった降りようであったが、杉の木立越しに見える空は、今日も青く輝いており、樹の間越しに見える露天の仏の立像が神々しく感じられるような雰囲気をかもしていた。

約770年まえ、道元禅師によって開かれた七堂伽藍を巡る。

おもわず

この子の七十のお祝いに お札を納めに参ります   

納めるお札は持ち合わせていなかったが、一昨年C型肝炎の治療も完了し、ようやく体調も元に戻りつつあることを感謝し、手を合わせた。

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コメント

おばさま

ありがとうございます。おかげさまで夫婦揃って長生きしました。
連れ合いは子供の頃多病を患い長生きは出来そうもないといわれたこともあったそうですし、一昨年のC型肝炎治療では救急車を呼ぶ騒ぎを起こしていますので、ひとしおのことだったと思います。

投稿: オラケタル | 2013年3月 9日 (土) 22時05分

奥さま古希のお祝いだったんですね。
おめでとうございます。
二人そろって健康でいてくださいね。
そして旅行やお孫さんたちの成長を
楽しみ見守ってやってください。

投稿: おばさん | 2013年3月 8日 (金) 23時07分

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