レンコン旅行
「新婚旅行やフルムーン旅行ってのがあるけれど、今回のはレンコン旅行って言うんだな」といってしまった。
昨年末から掘り始めた蓮根の売り上げを使って今回福井県に行ってきた。
幸い、豊田市にいる弟が、豊田から先の運転をしてくれると言うので勿怪の幸いとばかり、素直に甘えることにし、家を六時半に出発した。
豊田市で車を乗りかえ、敦賀から海岸沿いに東尋坊に行こうということになった。
計画した一週間前の天気予報は「曇りときどき雪か雨」と言う予報だったがこの季節では仕様が無いだろうと思っていたのが、出発時から快晴の天気。
それでも、北陸道に入れば、、、、と、言う予想が敦賀の海を見たときに一変した。
波もなく、穏かな海はコバルトブルーに染まっている。
くねくねと曲がりくねった海岸沿いからの海はまさに春そのものといった感じで続いた。
やがて、越前町にはいると右手の斜面には水仙が白い花を咲かせている。
開花情況としては七分咲きといったところだが、沿道にはバケツに入れた水仙の切花をところどころに並べて売っていた。
水仙の原種 エジプト時代に珍重されたとか
そして、昼近くに水仙の里公園で駐車し、中を見てみようと駐車場にいれると駐車して居る車が一台もない。
心配をして入り口で聞いてみたら開館中だと言う、おまけに七十歳以上は無料だと言われると、入場料を払う資格のある人は四人中一人だけ、なんだか申し訳ない気持ちで貸切状態の見学になってしまった。
そこで、気分転換をすると、急におなかを満たしたくなって、道路沿いの蟹食堂に入ることにした。
入ってみて驚いたのは、越前蟹の高いこと高いこと、想像はしていたが改めてびっくりし目の玉が飛び出てしまう。
両手足を伸ばしきっても5~60センチほどと思われる蟹が、黄色いタグをつけているだけで一万円、 その上のクラスになるといとも簡単に二万円だと言う。
「せっかく来たのだから、思い切って、、」と言う夢は値段を聞いただけでもろくも砕け散ってしまい、どんぶりの上に蟹足をしき並べた、、、、何とかどんぶりで我慢することにしたが、、、それでも3,500円は最近にない高い昼食代であった。
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