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2013年3月 3日 (日)

椿の木に身を隠して

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三月三日は桃の節句。いつもなら咲き出す花も今年は蕾み膨らむといった状態で足踏みをしているようだ。

今日は、桃の花を求めて、いつも見かける麻機沼の近辺を歩いていたら、椿の樹の中になにやら大きなものが動いた気配がした。

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はっきりしないので、遠回りに反対側に行くと「星五位」が一羽、、、、

星五位とは、五位鷺の幼鳥で鷹に似た羽の中に白い点々が散らばっているいるところから名づけられた名前である。

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大きさと言い、羽根の色といい、鷹に似せることで一種の警戒色で幼児期を乗り切っているのだろうが、親鳥のすっきりとしたツートンカラーに変色するのはもうすぐのことと思う。

五位鷺の名前の由来は、平安時代末期、醍醐天皇によって名づけられたと平家物語に書いてあるそうだが、原本を読んだことがないので知らなかった。

五位の位といえば、昇殿を許される殿上人の一番下の階級になるのだが、どんな功があってなったのだろうか、案外空から舞い降りて階(キザハシ)にでもちょこなんと立っていただけかもしれない。

そうなると、桃の節句のひな壇には坐るとしたら、五人囃子の傍だろうが坐る席はない。

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ともあれ、自分に見られているのを知りながら飛び立とうとしないのは、親鳥の別名を「夜鴉」と言われるように夜行性の性質を受け継いで眠いのか、日中はカラスや猛禽類など難敵が多いためであろうと推測して、10枚ほどシャッターを切ったところで、その場を離れた。

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