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2013年5月15日 (水)

花を見る余裕もなかったか

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標高1,414mの地蔵峠の近くに可憐なミヤマカタバミが群生していた。

056この花は、夜になると花びらを閉じてしまうため、登りの時にはまだ閉じていた。

それで、この花の写真は帰り際に写そうと思ってそのまま登っていったのだが、その場所に戻ってきたとき、これから山頂を目指す山ガール一行とすれ違った。

みんな半ズボンに長い靴下みたいなスタイルで決めている。(こんな表現でいいのかな?)

自分が駐車した場所より下のほうから歩いてきたと見え、五人パーティーの三番めと四番めがかなりばて気味の感じで周囲に目を配る余裕もないように見えた。

そのうえ、パーティ全体も周りの景色に無関心の様子で、小さなミヤマカタバミなどに目をくれるものもいない。

自分が花を写そうと立ち止まっているのを、道をあけてくれたと勘違いした様子で挨拶をしながら登っていった。

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橋下大阪府知事の発言が、中国や韓国はおろか日本でも非常識と非難されている。

そして、思想的に親子のような石原慎太郎もこれを擁護し、関係者は困惑しているとマスコミは報じている。

しかし、自分的には「もっとやれ もっとやれ」と思っている。これは、彼らの意見に賛同しているのではなく、日本維新の会というものはこの程度のものだと世間が認識してくれるいい材料だと思っているからである。

同じような、思想の持ち主である安倍首相は、靖国神社に代わって国立の戦没者異例の場所を設置することに反対だそうだ。

理由としては、靖国神社に行くと身が引き締まる思いをするからだという。

その考えの中には、軍人のみが国のために死んだという考えが強固にあるからだろうが、東京を始め主だった都市が昭和20年に入って空襲を受け甚大な死者と被害を出したことに対する国の責任をいまだに糾明する気がないためである。

福島の原発事故もそうであるが、原因の究明と反省をしないで次のステップに進もうとする日本固有の考え方をいい加減修正するには、これらの人を国の代表にするのは止めなければならないのだが、、、、、、

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