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2013年5月13日 (月)

八潮躑躅が見られなかった代償

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五月に入ってすぐくらいのこと、新聞に大井川左岸の大札山のアカヤシオの花が咲きだしたと報じていた。

お茶摘みの暑い日だったのと、今年のお茶は例年より伸びが早いということも聞いていたので、アカヤシオの花が咲き出したとしても不思議ないと思っていた。

それから十日あまり、そろそろ、シロヤシオが咲き出していたとしても不思議ないな。と思って、今日は久しぶりに山に登ってみようと決めた。

去年の八月に龍爪山に登って以来放りっぱなしで硬くなっていた靴を引っ張り出して見た。

さてどこの山に行ってみようか。思案の末決めたのが、大札山と高さが同じくらいの岩岳(1,652m)に決めて自動車を走らせた。

有東木を過ぎ、正木峠の駐車場に着いたのが七時半。そこから、地蔵峠まで40分の道のり、、、、、

途中で、気がついたのは、意外と山の緑が少ないことだった。

063いつもなら、群生しているはずのイワカガミもところどころにしか咲いておらず、木の芽吹きも遅い。

どうやら今年は当てが外れたと思ったのは、地蔵峠のすぐ先のアカヤシオに一輪の花もないことが分かったときだった。

ここから道は、南北に尾根筋をたどる道があり、南は仏谷山から青笹山に、北は岩岳に向かうのだが、今回は「自棄のやんぱち」で予定通り岩岳に向かう。

ウグイスやアオバトの声に励まされてようやく芽吹き始めた道を登り、山頂に着いたのが九時半。

シロヤシオが一番綺麗に咲いた2,005年、岩岳山頂の標識は白く飾られていたが、今回は芽吹きの兆しが見られる程度。

かわって、刈り払われた笹の先から見えた富士山は白い雲海の先にあり、途中の山々は全て雲の下。と言う光景がみえ、この写真を写した数分後には岩岳山頂に霧が襲い掛かり全ては白濁した雲に包まれたのは、地蔵峠の地蔵様が、八潮躑躅(ヤシオツツジ)が見られなかった代償に見せてくれた光景と信じたい。

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