夏越し祓いに
歳を取ると月日の流れはしだに速くなるというが、今年もはや前半の六ヶ月が過ぎてめあてはしまった。
何だか冥土に向かって雪崩落ちていくような気がして気ぜわしいことこの上もない。
それでもと思い、今日は浅間神社に久しぶりに行ってきた。
水無月の 夏越の祓へをする人は 千歳の命 延ぶと言
なり
目当ては、夏越の祓いの神事に参加し、ここ半年の穢れを祓い清め、病気をせず一番苦手な夏を乗り越えられるようにと神頼みをしてくるためであった。
おりしも今日は日曜日とあって、参詣者がいつもの歳よりかなり多い
夏越の祓いの神事も少しづつ変わってきているようで、今年は各人に人型を配り、神事の中でそれぞれが清めを行なった後、人型を具合の悪いところにさすってまたお返しすると言う行事が付け加えられていた。
この前来た時から三年はたっているので何時からかは知らないが、人型で、まず心臓部をぬぐい、ついで、足腰の健康、おまけに頭を撫でてみた。
この神事の後、茅の輪くぐりをするのだが、人が多すぎて行列が組めず、先頭の神主が、、、、、、
神仏の信仰心は希薄な自分としては、ここで見限って外に出るつもりだったが、何だか心とがめて、本殿前の門にある直径二メートル余の小さな茅の輪を8の字に廻って帰ってきた。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
最近のコメント