蝶々の目玉は
初めは横の位置にから観察していたが、そのうちゆっくりと位置を変えて正面に回って映してみた。しかし、一向にお構いなく映させてくれている。
真正面から見る蝶の目。
人間と違ってまばたきをするわけでなく、じっとこちらを見ているだけ、と思うのだが、この蝶から見て人間はどんな風に見えるのだろうか。
中学で習ったのは、複眼と言って細かいレンズが無数にある目で、視力は弱く人間で言うと0,1にも満たなくて50センチも離れるとぼんやりとしか認識できないそうだが、動体視力は優れているそうで、人間の手にはなかなか捕まらないのは、人間の手の動きがスローモーションに見えるためと言う不思議な構造(能力)を持っているためだそうだ。
さらに、紫外線を感じる能力があるため、人間の可視光線以外の光も見られるため、われわれの見る色とは違った世界があるという。
正面から見据えるその目を見ていると、一度でよいから昆虫の目で世界を見てみたい気持ちにさせる不思議な目である。
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雨が降らないものの、この蒸し暑さは梅雨以外の何者でもない。
ここ五日ほど、連日のように蓮根畠に入って草抜きをしているが、三時間ほどが精一杯。それ以上いると何だか暑気当たりをしそうでいられない。
水の張った田んぼは、慣れない素人百姓にはあちこちで足をとられ、結構重労働で毎朝の小水が真っ茶色になっていることからも分かる。
さらに、昨日は何とはなしにくらっと来てよろけてしまったので、早々に帰り砂糖分の濃いコーヒーをすすった。
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