花の印象と違って
梅雨明け早々に草刈り機が入って刈り払われた安倍川の土手にカワラナデシコが咲いていた。
別名をヤマトナデシコといって、日本の女性を挿すときに使われる言葉で、その愛らしい姿かたちはむかしから好まれ、ナデシコの名前の出どころも”撫し子”から来ているといわれる。
ただその通りだとすると、女性を男性より一段下に見、すこし子ども扱いにした言葉ではないかと言う気もするが、女性陣からクレームが付かないのならそう目くじらを立てることもないか、、、。
いずれにせよ、草刈り機の餌食になるのを免れ、倒れた茎をもたげて、雄雄しく咲いているのは、花からの印象とまた違った強さがヤマトナデシコの由来なのだろうかと思ってしまった。
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間じかに迫った参院選の選挙も、自民党の圧勝になるとマスコミが報じている。
もしそのとおりなら、憲法をなしくづしに改訂し、消費税の上昇、秘密裏に行なわれているTPP交渉の下準備の結果、経済界を含め貧富の格差拡大し貧乏人には住み難い世の中になること間違いないだろう。
そんなことを承知で、与党に追い風を吹かせているのなら仕様がないが、ムードに酔って風の吹くまま勝ち馬に乗ろうとしているならあとになって、振り込め詐欺のように「こんなはずでは、、、」と泣きの涙を見ることになる。
しかし、こうなった原因は民主党が政権を取った三年間があまりにもお粗末だったことに尽きる。
あのときの選挙の公約がもう少し実行されていれば、こんなに支持率が下がることもなかったし、多党の乱立もなかったことであったろう。
静岡の地方区はもう決まりのように報道される中、比例代表をどこにしようかと言うのが今になっても決まらない。
草刈りの難を逃れたヤマトナデシコ、ならどうするだろうか。
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