星への願いより
一気に暑くなって気温は午後三時に37度を記録していた。
今日は夏の最も暑い時期”大暑”を前に控えた”小暑”であるが、この暑さは大暑に劣らないのか、それとももっと暑くなる前触れなのか。
後者だとすると、殺人的暑さになるのでクーラーをがんがん効かせて穴籠もりするしかないのだが、、、、。
おりしも、子供たちの書いた七夕の笹の葉も萎れて縮こもってしまっていた。
これでは、星への願いもどうなることやら、、、、、
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しかし、この暑いさなかにも元気に飛び回っているのは21日が投票日の参議院議員の候補者たち、、、、
口先では、国民のため頑張りたいと言っているけれど、本音は自分の生活の糧と名誉心だけ。
まあ、彼らも当選すれば以後六年間は何もしないでも安泰のご身分だから、この一戦にかけるのは当然のことで、元議員と言っても何をしたのかほとんどわからず、ただ右往左往していたようにしか見えない。
また、先の衆院選で落選した50人とも言われる人が、今度は参院選に鞍替えして挑戦しているそうだから、よほど美味しい地位なのであることは間違いないし、むかしは良識の府と言われた参院議員も政党の言うとおりにしか動けない陣笠のひとつになってしまった感が強い。
そして、新聞による世論調査はへまをした民主党が勢いを増す可能性がなく、与党の大勝利予想している。
そのとおりになると、チェック機関と言われた参議院の機能は失われ、この先の日本はかなり一部の人に有利な社会に変貌していくのが予想される。
大企業にばかり有利な政策で貧富の格差がさらに拡大するアベノミクス。 原因も解明しないまま再稼動を目指す原発。 内容の分からないうちに決められそうなTPP交渉。そして、最大の心配は憲法96条に手をつける作業に入ること、、、、
選挙中は口当たりの良いことを並べているが、いざ、過半数以上を取れば脱兎のごとく右旋回をすること間違いなし、、、、、
だいたいが、前の衆院選が憲法違反と言われる中で、議員定数の削減も区割り変更もなしに行なわれた現議員は議員の資格がないはずである。
その人たちが、憲法を変えようと言うこと自体おこまがしいとは思わないのだろうか。
これらの人たちに将来の願いを託すのは、短冊に書いた願いよりもっと遠いような気がするこのごろである。
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