疣とり草だったが
午前八時、畠に向かうときの気温は曇り空ながらすでに28度だった。
キュウリ採りと草むしりで一時間ほどいて変えるときの気温は32度になっており、テレビでは今日の静岡市の気温は32.1度だといっていたが、決してそんな生易しいものではなかったと思っている。
汗だくになって帰ってきたあと、早速昨夜の残り湯に水をたして汗を流す。
浴槽の、水温が下がるにしたがって気分すっきりと言ったところ、「孫が小さければ市営のプールに連れて行って、、、なんだけど」なんて考えながら河馬のように浴槽に全身を沈めてみる。
これからは、大抵二度以上は風呂に入るかシャワーと言うことになるのだが、やっぱり日本人は風呂だね。
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そんななか、畠近くのタケニグサが暑さなど何の園と言った感じで、猛々しく高くなって白い花を咲かせていた。
タケニグサは漢字で書くと”竹似草”となるが、茎の中が中空なのでなづけられたとか、実が熟すとこすれてさらさらと音を立てるからと言うが、自分たちは子供の頃”疣取り草といっていた。
この草は、荒地など日当たりのよい場所を好む先駆的植物であり、高さは2m以上に達することもあり、茎や葉を折ると黄色くて、異臭のある液体を出す。
この液体が疣取りなどに良いと言って子供の頃塗ったものだったが、今ではアルカロイド系の有毒物質だから傷口や飲んでは駄目と言うことになっているそうだ。
異臭があるので飲みはしなかったが、疣のほか傷口にも塗った覚えがある身にとって、そんなことをいまさら知っても後の祭りだが
どうってことなかったような。
この花、開花前は白い鞘に入っており、花が開くときその鞘を落花させて細くて細かい花を開かせるが、花びらと思っていたものは雄しべであり、花びらはないそうだ。
それでも、蜜が多いのか、ミツバチが次々と来てたかっていた。
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