一年ぶりの竜爪山(1,050m)
秋を告げる山路のホトトギス
久しぶりに山に登ってみようと思って、靴を引っ張り出してみると、靴と底の部分が口を開けていた。
接着剤が老化してしまったんだと分かったが、新しいのを買いに行くのもなんだと重い、家にあった接着剤を靴のはがれた部分につぎ込んで様子を見ると、何とか間に合いそうだったので、スニーかーを予備にして行くことにした。
時間も九時近くになっていたので、一番近い竜爪山を目指すことにした。
この山は、自分の中では一番登っている山でこれまで三十回は登頂していると思うが、ここしばらく山登りをしていなかったので、前に登ったのが丁度一年前のことになる。
おまけに、一番最近の山登りは五月であることから、慣れた山とはいえ足に対しての自身は一寸首をかしげる、、、、、、
そんなこんなだったので、いつでも引き返すつもりで登りだしたのだが、案の定途中から足が重くなり、穂積神社から一時間余もかかってしまった。
ただ、お盆の頃までは人で一杯で、文字通り黒山の人だかりだったと思う山も今日は、山頂につくまで誰にも会わなかったため無様な姿を見られることはなかった。
道筋には、はや秋の気配が漂い、チャボホトトギス(写真 上)を初め小さな花が咲き出しており、その写真を写しながらの、帰りは、もしかしたら富士見峠のキツネノカミソリが見られるのではないかと尾根筋を北上する。
左、キツネノカミソリ、名残りの花がほんの少しだけ咲いていた
しかし、これは見事に失敗、昨年はまだ一面を明るい橙色に染めていたキツネノカミソリも、ほとんど済んで、花茎を棒のように立てているだけ、そして、途中に咲く、イワタバコもすでに花の時期を終えていた。
どうも梅雨明け、気温の高さがこれらの進行を早めてしまったのか、、、、、
花を見られなくてがっかりしたのも加わったのと、汗でずくずくになったのもあって、最後はへとへとになって帰ってきた。
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