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2013年8月18日 (日)

蝶の恋の物語

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庭の片隅に咲く百日草、特に綺麗とは思わないが花が少ない時期に長い間咲いているので、いわば繋ぎの花といったところか。

そして、数少ない花をカフェ代わりにして、一匹のモンシロチョウが休んでいたところ、「お嬢さん相席させてもらってよいでしょうか」と少々年を経た雄が近寄ってきた。

お嬢さんは初め求婚にきたと思って尻を上げていたが、近寄ってきた雄にはその気がなかったのか、それともいきなり求婚してははしたないと思ったのか、同じテーブルついたものの、蜜を吸うばかりで顔さえ見ようとしない。

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と、その様子を遠くで見ていた若い雄が雌を誘い出し連れ立って飛び去ってしまった。

残された老雄は一人寂しく蜜を吸い続ける。

その様子を見ている老いた人間は、老雄ならでのずうずうしさやテクニックがなかったのかとも思ったが、ひたむきに蜜を吸う様子から自分に似た哀れさを感じてしまった。

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