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2013年10月29日 (火)

辛抱辛抱と

003


十数年前、相良町の現場から持ってきたホトトギスが今を盛りと咲いている。

野生の生命力と言うか、毎年同じ根から咲くものと、種が飛び散って咲くものがあるが、明日葉同様、絶えるということがなく、連綿と花を咲かせ続けている。

六弁の花びらに紫の斑点が細かくついている様子が、鳥の不如帰の胸に似ているとしてつけられたというが、花にしてみれば「この模様に似た鳥だ」と言いたいところかもしれない。

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いま口の中に違和感がある。

雨で何もすることがなかったためもあるが、かかりつけの歯医者で、下顎の奥歯が揺らぎだしたこともあって、ほかの歯に連結して固定したほか、磨り減っているからと少し盛り上げてもらった結果、今までと感触が違ったためである。

”奥歯に物の挟まった”ような言い方、と言うが、まさにそれである。

なんでも、奥歯がすり減ると、下顎の前歯が上顎の歯茎を押さえ、そのままにしておくと上顎の前歯が前に押し出されたり、歯茎が退化しぐらつく元になる。とのことであった。

前歯に隙間が出来るのはそのためで、”天才バカボン”に出てくるイヤミみたい反っ歯になるそうだ。

もう歳だけど、これ以上みっともない顔になりたくないので治療してもらったのだが、一気に盛り上げた感じがして仕様がない。

しかし、鏡をのぞいて見る分には、奥歯の表面が幾分平らになったかな?程度でわからない。

医者様は、歯の感覚は敏感なものでほんの少しのことでも違和感が感じるものだが、「しばらくすれば慣れますから、少しの辛抱です」とこともなげに言う。

奥歯を噛締めたり、カツカツッと鳴らしながらながら「辛抱辛抱」と呪文を唱えている。

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