風花舞い散る
細かく舞い散る風花
はじめはススキなどの種が飛び散っているのかと宿の食堂の窓から見ていたが、その量が尋常でなく見え始めたときから、風花だと気づいた。
気温はそんなに低くなく、空は晴れていたので風花がまい散ると思っていなかった。
昨日は義弟が用意してくれたりんごの木を一本三家族で丸ごと収穫し、それを各自の自動車の積み込んでいたため、傾斜が急で曲がりくねった宿からの山道を下るのが危ぶまれていたのに、追い討ちをかけるように風花が、、、、、、、、 雪に変わっては困る。と思っていたが、北の方角浅間の山あたりから吹き飛んできたと思われる風花は小一時間思わせぶりに雪を舞い散らせたあと消滅してしまった。
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例年、兄弟会をりんご採りにかこつけて、長野の立科町に集まっているが、今年もよい天気に恵まれて、楽しく一泊旅行をすることが出来た。
静岡、愛知、岐阜、三重とそれぞればらばらに飛び散った兄弟姉妹だが、一堂に顔を合わせるのは最近ではこのときだけになってしまった。
この日も、お互いの健康を確かめるやら、近況報告みたいことからはじまり、世間話に移るが、一番下でも67歳になればすべてが年金生活者であり心配なのはこの先の老いと健康である。
そんななか、どうしても出てくるのが最近の右より度を強める安倍政権批判、、、と、いうのも、消費税引き上げ、年金引き下げなど「強きを助け、弱きをくじく政策」に加え、秘密保護法などを次々と打ち出す今の自民党政治に国民の支持率が新聞によれば50%を超えている不思議さ、、、、
昭和30年代からの「安保反対!」を体験してきた世代の兄弟姉妹には、戦前の「治安維持法」につながる政策を打ち出す安倍政権にみんなが反対であり、異議を唱えるものはいなかった。
ここでの安倍政権支持は0%である。
われわれは、国民とは乖離しているのだろうか。それとも支持率の取り方が出鱈目なのだろうか。
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