”山幸彦”激しい揺れを体験
そこに架かる門脇つり橋などから見た、観光船に一度は乗ってみたいと思っていたので今回は朝一番の出発に間に合わせるようにして、富戸港の乗船場に向かった。
途中から見た海は、風も強く白波が点々と見える状況だったので、「今日は駄目だろうな」と思いながら切符売り場に行くと出航します。とのこと、早速切符を買って港の端っこに停泊していた船に向かって階段を降り、港を半周した。
乗船場では、港内にもかかわらず船はかなり上下に揺れており、船員に「今日の波の高さはどのくらい?」って聞くと「2mはないんじゃないかね。このくらいはなんともないよ」とのこと、、、、、
時間になり、船は沖に向かって進みだしたがすぐに激しく揺れる。
バンバンッと船をたたく音がするたびに波しぶきが船窓の上まで跳ね上がる。
ただ、操船が上手なのか上下に大きく揺れるものの、左右にはあまり揺れないので、酔っ払うことはなさそうであるが、こんな揺れる場所での仕事は”山幸彦”の自分には向いていないとつくづく感じた。
むかし、沖合いのぼらを見張っていた”ぼら小屋”を見たあと、城ヶ崎の溶岩台地とその先にある門脇の白い灯台を、そして、つり橋を眺められる位置にまで船は進む、、、。
手前の岬には波が激しくぶつかり岩棚で釣りをしている人の高さまで波しぶきを上げているのだが、つり橋の下の入り江は波静か、、、、風の向きだけではないような気がするのだが。
そのうち、船のスピードがさらに増したようで、波しぶきはもちろん、頬を打つ風も激しさを増す。
城ヶ崎の溶岩台地が終わるころ、船は大きくUターンをして帰途につく。
下船して港の一番奥まったところには100人以上と見られる人たちがダイビングの支度をしていて混雑のきわみ、それを横目に見ながら駐車場に戻る。
少し時間的には早かったが、いとしのはずれにあるマリンで食事を取り、一休みのあと亀石峠、箱根スカイラインを通り、国道一号を使って降る。
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