遠方より来る また楽しからずや
柔らかな冬の日差しを受けて韮の種が飛び出そうかどうかと迷っている。
ためしに、枯れた茎をそうっとゆすってみるが、黒い種は離れがたいようで、額にしっかりと掴まっていて、飛び出す様子も無い。
多分、ここで種を落とせばこのあたり一帯で兄弟げんかのように、成長する際骨肉の争いになるのを知っていてしがみついているのだろうか。
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昨日溝を切って排水に勤めた蓮根畑はかなり水が引いて、何とか作業ができる状態になった。
そこで、畑に出かけ窪みに残った水をバケツでかき出し手掘りをはじめた。
朝型の気温は、かなり低かったようでうっすらと霜が降りていたが、十時近くのこの時間にはかなり気温も上がったようで、土に当たる手の感触はやや冷たいものの、震え上がるようなことは無い。
手ぶらでは返せないので、前々から一応蓮根が込み合っている場所をお膳立てして置いたので、順調に蓮根をゲットできる。
それでも慣れない作業なので二時間弱の作業で切り上げる。
午後は、池ヶ谷で山で蜜柑採り、、、、一応静岡を満喫してもらって今夜は寄せ鍋。
兄弟、遠方より来る また楽しからずや と酒を飲む。
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