下り坂は好調?
麻機沼の一角、少し浅瀬になった場所に鷺や鵜、鴨が沢山群がっていた。
今日も暖かい日差しが降り注いでいるこの場所は、水も温んでいるようで、中には見張り役をほかの種類の鳥たちに任せ、翼の中に深々と頭を押し込んで眠りこけているのは、マガモなどの鴨の仲間に多い。
多分この陽気では、北に帰る準備のため夜なべをし、近所の畑で餌を探しをしているため眠いのかもしれない、と見たがどうなんだろう。
春になれば海を渡って北国に帰るため、体力を作っておかねばならない。
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全国を自転車で回っているタレントが下り坂を走りながら「人生下り坂は楽に行けて好調」と言っていた。
歳を取って、することも無くまっしぐらに終焉に向かって走っていくようになると、ペダルもふまず過ごせる生き方はきわめて望ましいことである。
しかし、それも年金があってのことで、この春から消費税が上がり、年金が下がり、物価が上がってくるとなるとその生活も脅かさされることになりかねない。
世の中景気が良くなっていると言うが、それは大企業に勤めるごく一部の人であり、大半はその恩恵を受けることが無い。
円安になれば、企業が潤い儲けが出てきて還元される。と言うのが安部内閣の言い分だったが、先日の新聞では円安の結果石油や天然ガスの価格が上がり、貿易立国だった日本の輸出入差益が11兆円余のマイナスになったそうだ。
自分のように経済の分からないものでも、円安だけでは景気が良くならない。貧富の格差が拡大すると思っていたが、円安を指示した経済ジャーナリストたちはこの辺をどう説明するのだろうか。
彼らの視点には、弱者に対する見方ははじめから無いのだろう。
折りも折、経団連の次期会長は「事業税を減らせ!」と言い、総理大臣もそれにこたえようとしている。
それでも、、、、、、、この先をいうと次第に腹が立ってくるので、、、、、、
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