コートを脱がす日の光
昨日一日降り続いた雨は、朝の八時過ぎになってようやくあがった。
その明け際にポツポツと残り香のように水面に波紋ができるのに、陽が差してきたのでこれはどこかで虹が懸かっていると思い外に出てみると、北西の麻機の上の山にそれこそ薄く、平たく出ていた。
朝夕に懸かる低い位置からの太陽だと、もう少しくっきり、そして、まあるく懸かるのだが、、、、、、、、
その虹を写さんと出かけた散歩では、太陽の光も暖かく、上着を途中で一枚脱がなければならないほど、汗ばんでしまった。
さしづめ、外国の童話にあった、旅人のコートを脱がす話しによく似ていると思いつつ、、、、、、、
とにかく、一月までの乾燥しきった空気もここ二度の雪を伴った雨が降って地面も潤い春が近いことを知らせてきているようだ。
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最近は、朝といわず、午後と言わず、テレビのワイドショーを見ないことにしている。
原因は、人情話を絡めたソチでおこなわれている、冬季オリンピックのためである。
どうして日本のテレビはどの局も似たり寄ったりの構成しかしないのだろうか。
したがって、今日もやっていた日本チームが出ていない女子距離のスキーやアルペンの滑降競技などが一番気楽に見られて面白かった。
ここに、日本人が一人でも入ると、解説者ともども舞い上がってしまい、民法と変わらない放送になってしまう。
とにかく偏屈じいさんは御しがたいものである。
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