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2014年3月27日 (木)

霞か雲か

008

安倍川沿いは郷島の枝垂桜。

小雨降る中満開を迎えたが、その淡いピンクは空の灰色に溶け込んだように煙っている。

それこそ”霞か雲か 匂いぞ出づる いざや いざや 見に往かん”

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朝の八時過ぎになってテレビを入れたら「衝撃的なニュースが入りました」といきなり音声が入った。

「何事ならん?」と身構えて聞いていたら、海外に住んでいる中山美穂とか言うタレントらしき人が離婚したと言うたわいも無い話しだった。

中山美穂と言う人がどんな人なのか、自分には知らない。しかし、たかがタレントの離婚をそんな言葉で表現する連中に「付き合っていられるかい」とばかり、チャンネルを切り替えたが、子役にさえ敬語を使う連中にとっては、重大事なんだろうな、、、、、、

ところが、本当に衝撃的なニュースは夕方になって入ってきた。

昭和41年に清水の一家殺人事件の容疑で死刑判決の出ていた袴田巌死刑囚の再審決定と即時釈放という放送である。

その理由のひとつに、証拠になった衣類が捏造されたものである可能性が非常に大きいと言うことにある。

もしそうなら、これらを作った捜査関係者およびそれを精査せずに証拠として提示した検察に非常に恐ろしいものを感じざるをえない。

日本の刑事事件は、そのほとんどが有罪判決になると言われる中で、一度容疑をかけられると、証拠を捏造してまで罪に落としいれらることになりそうだ。

このほかにも、島田でやはり死刑判決を受けた赤堀さんのときも、殺人に使ったといわれる石が、問題になったと聞いている。

これで、袴田事件も多分無罪になる可能性が大きいのだが、死刑と言う恐怖の48年は想像するに余る。

そして、先入観を持ったずさんな捜査が真犯人を取り逃がしたばかりか、無実の罪に服した人へ補償は国民の税金を使って行うことになる。

証拠を捏造したとされる捜査関係者は、今頃”のほほん”として、高い年金生活に入っていることと思われるが、こちらのほうを調べて賠償責任を追及したいのであるが、今頃”霞か雲か”と逃げ去っているのだろうな。

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