春雨じゃ
「春雨じゃ 濡れてまいろう」月形半平太が降り出した雨を気遣う雛菊に応えた新国劇の名せりふ。
今日一日降り続いた雨は、いかにも春を思わせるしとしととした春雨であった。
庭に植えてあるユスラウメもポツポツと咲き出したところで、雨が降り出した。
ユスラウメを漢字では、桜梅と書き、桜とも梅ともつかぬというのか。それとも、両方を兼ね備えているとでも言うのか。
とにかく、花びらに露を滴らせているさまは、咲き出したものは止められないとでも言いたげ。
これで6月末になれば、透き通ったような真っ赤な実になり、孫たちがじいじんちのサクランボといっていた。
その孫たちも、「サクランボができたか?」と言わなくなって久しい。
今日は最後の孫の卒業式。連れ合いは朝早くから気にしていたが、電話を娘にかけると、「友達四人で集まってお祝いだと言っているようだ」との返事。
早くも爺婆から独立を宣言したに等しい。そのことを頼もしいと見るか、寂しいと見るか。
とにかく少々の雨を気にすることなく、立ち向かっていく気概を持ち続けて欲しいものだ。
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