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2014年4月23日 (水)

他山の石

075

船の碇の形に花が似ていることからイカリソウと名づけれたそうだ。

四枚の花びらが後ろに反り返って、なんにでも引っかりそうなところから、花言葉も「あなたを離さない」という。

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今日も、韓国のフェリー沈没事故でワイドショーは賑わっていたが、そのなかで、日本からの救援を断ったことに関して、日本の海難救助が如何に優秀であるかを述べている番組があった。

日本の救援隊が行っていればもっと助けられたのに、と言う。

確かに聞いていれば、船会社や乗組員の義務意識の無さ、無責任さはあきれるばかりであるが、それは日本の基準であり、責任転嫁は海外で仕事したことのある人はどこでも一度や二度経験している世界常識である。

しかし、転覆してまもなく沈んだ船に対して日本の「海猿」が出かけて行ったとしてどれほどの効果があったのだろうか。

世界各地の災害救援に派遣された日本隊同様、状況の把握、準備などを考えれば、やみくもに海に飛び込むことも出来ないし、むつかしかったと思う。

何を持って日本のほうが優れていると言うかは知らないが、その昔、ロスアンジェルスの地震の際、道路橋が落下したとき日本の識者といわれる人が、日本は耐震構造がしっかりしているからこんな事故は絶対無いといっていた。

しかし、その翌年だったか、神戸の地震の際には高速道路の高架橋が横倒しになってしまったとき、根拠の無い自信だったと思って記憶がある。

そのほかにも、マレーシアの津波を見ていながら、東北地震による津波にはなんの処置も出来ていなかった。

同様に、今回の事件は他山の石として、再度点検するくらいの謙虚さが無ければ、根拠の無い大言のしっぺ返しのように同じような事件が起こりかねない。

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