雨で上田城のさくらを
朝目がさめると妙にしっとりとした感じがした。
嫌な予感がして、窓の外を見ると松の葉に雫がついていて、コケがしっとりと濡れている。
天気予報どおり、雨が降っていたのだ。
「ひょっとして、北アルプスに近い安曇野だけが降っているのかもしれない」と言う淡い期待の中、宿の食事を早くしてもらい、早々に仕度をして、松本から三才山トンネルを抜け鹿教湯から立科町に入るが、その間ずっと小雨が続き、自動車のワイパーを動かし続けた。
当然、畑には入られない。しかし、この調子では明日も駄目かもしれないとしたら、今年のジャガイモの作付けはあきらめるしかなくなるのだが、、、、、
ここ10年ほど、お天気男であり念力で雨を停めてきたのだが、「この辺で止めなさい」と神様が言っているのだろうか。とにかく、長野に行ってから種ジャガと肥料を買ってなんて言っていたが、今日買うのは止めようということになる。
そして、ここにじっとしていても仕様が無いので、今日が祭りの最終日だと言う上田城に行くことにした。
上田までは、車で三十分ほどだが着いてみると、小雨模様の中駐車場はいずれも満杯で誘導員はバッテンを作って拒否する。
仕方ないので、「まず腹ごしらえをして上の臨時駐車場に行ってみよう。それで駄目ならほかの桜にしよう」と近いところの蕎麦屋さんに入る。
長野の人は健啖家が多いのか、普通の蕎麦を頼んだのに、その量の多さはかなりなもので自分はようやく食べきったが、連れ合いたちは半分近く残してしまった。
そんななか、大森を注文して食べる人がいたので、こちらの席ではみんなが目をまぁるくして、、、、、、、、、、
さて、腹がいっぱいになるとおかしなもので、気持ちもゆったり、駐車場も一時間ほどのことで余裕が出ていた。
雨が止んではいたが、すべての人がそぞろ歩くなか、かなり高齢の男女が七~八人車座になって(中に足が悪くて座れないのか椅子に腰掛けて婦人ふたりを含めて)酒盛りの最中。
そのまま、ぐるりと堀を一時間近くかけて一周して戻ってきたが、さらに宴会は盛り上がってむかしの歌を高歌放吟 あれだけ騒ぐにはかなりのエネルギーが必要なんだけどあの高齢者はいつ降るかわからない雨を前にしてたいしたものだ、、、、と言うのが感想。
ただ歳がそうさせるのか、今まで見てきた花見の宴席のように嫌な感じがしなかったのはなぜなんだろう。
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ああ、名にしおう上田城の桜。
確かに綺麗はきれいだがあまり印象に残らなかったのは、ほとんどがソメイヨシノであり、樹齢から言って戦後植えられたものではなかろうかと言う気がしてしまった。
これが、400年以上もあったりすると、関が原の戦いを前にして三万の徳川軍をひきつけ落城しなかった名城、名将真田親子を偲ばせるのだが、、、、
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