年寄りに冷や水
南天の花。白い花びらに包まれて咲くのだがあまりにも早く花びらが散ってしまうことから、花びらでなく苞だと思っていた。
真ん中にひときわ大きい雌しべを立てて、周りから少し濃い色の雄しべが支えているようにも見えるさまは、女王様をたたえるナイトか、ロシアのロケットを思わせる。
南天は、その名前から”難を転じる”と語呂合わせに使い昔から演技の良い木として植えられてきた。
また、その実は喘息などに効くという言い伝えられがあり、葉っぱの殺菌作用とともに民間薬になっている。
しかし、こんな花も我が家ではなかなか実にならず不思議に思っていたら、開花時が梅雨と重なり、花が雨に弱いため受粉がうまくいかないからだと聞いた。
と言って、花の上に傘をさしてやるのもなんだか近所に対して気恥ずかしいようなきもするのだが、、、、、、、、
とにかく、今年も花を開かせ始めているので、願わくば、雨がこの上にだけ降らないで欲しいものと切に祈る。
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昨日今日と蓮根畑の草むしりに入る。今週はじめから水を引き入れて一面水没させたため、土が柔らかくなって引き抜きやすいのだが思わぬところで足を取られそうになってはよろけている。倒れでもしようものならやっと地面から顔出したばかりの葉っぱを踏み潰しかねないのでひやひやしながらの作業になる。
それと二日もかかったのは、気温の高さにあり水面の照り返しとともに急な気温の上昇は身体に堪えるような気がして二~三時間がせいぜい、、、、
年寄りの冷や水。でなく、年寄りに冷や水は火照った身体に染みとおる。
それにしても帰ってきてから家中の戸を開け放してパンツと下着で昼寝する。まさに極楽極楽の心地がする。
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