野中のばら
わらべは見たり 野中のばら 今日は”こどもの日”
いま、麻機では耕作放棄された田んぼ跡に白いノバラの花が点々と島状に咲き乱れている。
昭和三十年代までは先祖が切り開いた田んぼに作れ作れと言われた米も、減反政策や高齢化で維持できなくなって元の荒地に戻って行く。
「もったいないなぁ」と戦後の飢餓を体験してきたものは思うのだろうけれど、、、、
それにつけても、いまごろ野中のばらを見る子供はどこにいるだろう。
静岡に来た当時は、我が家の娘がふたりを含めて、十三軒の班に10人を超す小中学生がいたが、いまはかろうじて一人がいるだけ、500軒余の町内で、今年も小学校に入る子供が10人に満たないそうで、少子高齢化は言われなくてもわかる。
損保子供たちも、家に閉じこもってゲームに熱中しているようで、まず見かけることがない。
今日は”こどもの日”子供のいない町は静寂に包まれ、活気も何もない
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今朝方、新聞を読んでいたらドスンと小さな音がしたように思った、つれあいが起きだすには少々早い時間だがと思っていたら、なんだか揺れているようにも感じられた。
電灯から下がっているスイッチを見ていたら、ゆらゆらと動き出ししばらく揺れていた。
早速テレビを入れてみたら、伊豆大島付近を震源とする地震で、東京は震度5弱でその周辺が震度4になり、静岡は震度2くらいだった。
始めは東京が一番揺れていたので、東京直下型の地震かと思っていたが、震源の伊豆大島が震度3だったところを見ると、あのあたりが震源地より揺れていたことになる。
地盤の悪さが揺れを拡大したのだろうが、霞ヶ関あたりがもっと揺れて欲しかったと思うのは、、、、、、、、
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