七つの乗り物を
今日は七つの乗り物を乗り継いで、日本アルプスを横断する日である。
実は、このうち初めて乗る乗り物は立山を貫通するトロリーバスとその先のロープウエイだけで、あとは両方から入ってきたことがある既知の乗り物であった。
ただ季節的には、夏場と秋であり今回の春はどちらも経験がない。
朝八時半に宇奈月を出発し、立山山麓の館山駅に向かう途中は雲ひとつ見えないほどの快晴であり、北陸道の沿線からはこれから登る立山と剣岳が鮮明に見えて期待を増加させる。
立山駅からの乗り物は美女平から室堂までのバス以外はどれも満員すし詰め状態の運行であり、さらに、台湾からの団体がいくつも来ていて、賑わしいことこのうえもない。
室堂での一時間余の休憩以外は乗り継ぎのたびに三十分とはない待ち合わせが結構疲れを増長させたようで連れ合い同士は腰掛ける場所探しに追われていた。
しかし、室堂近くの一番雪の多い場所では開通時よりよほど雪の高さが低くなっているようであったが山側は10メートルを越していそうであり、すっきり晴れた青空の下乱反射の太陽光はまぶしすぎるほど降り注いでいた。
食事の後、立山を貫通するトロリーバス。
初めて乗った感想としては、一直線ではなく紆余曲折しながらのトンネルであったが、理由は何だったのだろうか。きれいにコンクリートが巻かれていたので、判らないが、ここも、後立山のトンネル同様断層帯がこうさせたのだろうか。
それにしても、何年もかかって出来た道路を10分ほどで通過してしまうことに違和感を感じてしまった。
トンネルを抜けると大観望、ロープウエイで通称”黒四ダム”が眼下に見え、目前には針の木岳がそびえ、はるか彼方には鹿島鑓、五竜岳など後立山が見ることが出来る。
あの山々も登ったことがあるのだが、と、思ってみたが、、、、、、
黒四ダムの堤頂をわたり、長野側の扇沢についたのが、午後四時半ころ、人ごみ疲れはここに極まって疲れが自分にもどっと出た。
豊田に帰り着いたのは、午後九時近く
もうしばらくはバスツアーは”御免!”である
| 固定リンク
コメント