葉っぱの上でコロリコロリと
昨夜来の台風はなんだかあっけなかった。夕方から十時ころまで時折激しく降っては見たが、断続的な上、時間も短かった。
さらに風もいつ吹いたのというくらい穏やかだったため、今日の青空は”台風一過”というには湿気が多く少し感じが違っていた。
台風の目は東海地方に上陸することなく通過したが、朝のテレビでは中心部に雲もなく雨も降っていなかった、「こんな状態でも台風って言うんだろうか。」と言う気がするほど変な台風だったのは間違いない。
そして、気温は、三十五度にもなると言う予報のため、早朝散歩に切り換えたが、台風の後だと言うに風も無かったためか、蓮の葉にはまあるい水玉がころころところがっていた。
むかし、蓮の葉にたまった水を擦って墨にし、習字を習うと字が上手になると聞いたことがあるが、周りには蓮田のないところで育ったため、悪筆はいまだに続いている。
蓮の葉の上で水玉がころころと転がるのは、葉っぱが超撥水構造だからといわれているが、切り取った葉っぱの上に酒を載せ、切り口から吸い取ると言う象鼻杯は聞いてはいるがやったことはない。
聞くところによると、葉っぱの中心に小さな穴を開けるそうで、、、、、、そうでもしなければ茎を通して入りようもないはず、、、前々からやってみたいとは思いつつ、何だか滑稽すぎるという気もして実行に移せないでいる。
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コメント
おばさま
写真の蓮の葉にたまった水では、墨をするには時間がかかりますよね。
といって、サトイモの葉のように傾斜していては、水の量は少なすぎ、集めるには時間がかかることでしょう。
それでも、擂った墨で字を書くと言うのは優雅であると同時に情緒がありますね。
何でもかんでも、パソコンで印刷されては、、、、、、
投稿: オラケタル | 2014年7月13日 (日) 21時33分
拍子抜けするほどの台風でしたが
大きな被害もなく安堵しました
わが地では芋の葉の露をあつめて
七夕の短冊を書きます・・・書きました
昔は風情がありましたね
投稿: おばさん | 2014年7月13日 (日) 08時23分