グットタイミングの避暑
長野は東御市 明神池のすぐ傍にあるロッジで今朝方まで過ごしていた身にとって、静岡の暑さは蒸し風呂のような気がしたが、豊田市に住む弟夫婦はもっと気温が高かったようで、「思わずへたり込んだと」電話があった。
”梅雨明け十日は雨知らず”と言う言い伝えもあるが、この時期一番暑さが身にこたえる時期でもある。
その時期にタイミングを合わせたかのようなジャガイモ掘りは、一種の避暑にも通じりものがあり、赤松林の中にたたずむロッジは、朝霧の発生する朝は肌寒さを感じるくらい冷え込んで心地よい。
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四月に種を植え、六月に草むしりをしたジャガイモの蔓も枯れたので、「芋ほりに来い」という電話で出かけたが、ジャガイモを植えた立科町もかなり暑く、この辺の人は日中動かないよと言うので、実際に芋を掘り出したのは二十三日になってしまった。
しかし、暑さ嫌いの義弟は、五時に起きて前日用意しておいた食事もそこそこに畑に出ると言う。
草だらけになった畑は、朝の涼しさで草の葉さきは露だらけ、たちまち膝から下が濡れてくる。
芋ほりは、例年のように義弟がユンボで掘り起こし、バケットをガタガタとゆすって土を落とすとジャガイモが顔を出すのでそれを拾い出すのが自分と弟の仕事。
連れ合いたちは、拾って籠に入れたのを、近くに止めた軽トラックの荷台に置いたりんご箱に移す作業と分担して行った。
「今年はジャガイモの当たり年」と言うのはその日の夕方、近所の日帰り温泉で聞いたのだが、そんなことを知らずに掘り出した、”北海道ピリカ”と言う品種の大きいこと大きいこと、長さが20センチを越すジャガイモと言うより、白いサツマイモと言った感じでごろごろと掘り出され、「こんな芋見たことない」と、一同あきれるやら喜ぶやら、、、、、日が高くなって暑さがこたえ始めた九時過ぎには、りんごのコンテナ八杯分が収穫され、これで午前の部終了と言うことになった。
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コメント
おばさま
ジャガイモの種を買いに行ったとき、ほとんど無くなっておりかろうじて売れ残っていたのが「北海道ピリカ」でした。
メークインによく似ていますが、あまりにも大きくて二人所帯では一個で沢山。
味は、塩茹でにしても美味しかったですよ。
投稿: オラケタル | 2014年7月27日 (日) 22時08分
北海道ピリカ
初めて見たジャガイモですが大きいと言うより
でっかいという感じ
わが家ではブログ友より送っていただいた
キタアカリを植え今年収穫できました
矢張り信州は涼しいですね
ご兄弟が一堂に会するって良いことですね
投稿: おばさん | 2014年7月26日 (土) 22時35分