クサギの花は
白い花びらが密集して木の先端で開くため、木全体が雪をかぶったようになることさえある。蕾のうちは赤い苞に包まれているがそこから5弁の花びらを飛び立たせたように開き、さらにその花びらから蘂を空に向かって突き出している。
そのさまは、まるで空に何かを求めているように見えておかしい。
クサギ。漢字で書くと臭木であり、若葉のころはその臭いは誰しもが嫌うような臭いである。
柔らかで大人の手のひらくらいになる大きな葉っぱは、少し触れただけで身体に臭いが移り、子供ころはこの木を見ただけで遠回りをして歩いた。
しかし、花は違う。密集して咲かせるためもあってかその香りは控えめに甘く感じられ、葉っぱとの差が大きすぎる。
葉っぱが臭いのはなぜだろう。虫や動物から身を守るためなのだろうか。柔らかいことは分かっているがよほど美味しいのだろうか?。
花が良い香りで虫を誘っているとしたら。この木は自然と言うものを上手に操っていることになる。
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今年も、選良といわれる議員の不祥事が不祥事が続いている。
その一角で最近世間を騒がせた、兵庫県議会議員と大阪府議会議員がいるが、この二人に限って言えば、これが、、、、、と思うほど幼稚性をみせ、選良としての資質にかけているとしか言いようがない。
しかし、この資質を見抜くのにはどうしたらよいのだろうか。今回はどちらも新人議員ということで槍玉に上がった感があるが、老練議員といわれる人たちの中にも世間とかい離した感覚を持っている議員が沢山いる。
ただ、今回の不祥事の中で兵庫県議会議員が残した功績としては、政務調査費をに少しでも透明性もたらしたことであろう。
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