玩具をかまって
ジンジャーの白い花、それこそ、雄しべ雌しべを含めて花全体が真っ白の耀いている。
ジンジャーの花には、このほか橙色がかった黄金色に耀く花も見かけるが、白い花がベーシックなのだそうだ。インドが原産地なのだが中南米の人に好かれているようで、キューバとニカラグアの国花に指定されているのは、花言葉が”豊かな心”と言うことにも意味があるのかなと思ってしまう。
ジンジャーと言えば、日本語では生姜と訳されている。
確かに葉っぱの形や姿は似ているが、大きさにかなりの差があり、”生姜”と訳されても違うものではないかと思っていたら、日本名は”花縮砂”と言って区別されていると言うので納得した。
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今日は、腰に少々違和感があったので日帰り温泉へ行って、のんびりと長湯をして来ることにした。
場所はしばらく考えてみたが昼飯を食べられるところも考えて、山梨県の”なんぶの湯”と決めて出かけた。
静岡市内にも日帰り温泉はいくつも有るが、県外とはいえ家から一時間くらいの距離だし、たまには変わったところというのもあって行って見たのだが、夏休み最後の日曜日と言うのもあってか、駐車場には屋台も出ていて、そこをひやかしてから温泉に入る。
ここの温泉は、無色透明であり匂いも何にもないので、水道を沸かしたと言っても信用されるくらいさらっとしている。
そのためもあってか、出来て10年くらい経っているのだが、タイルも何も奇麗であり、清潔感が漂っている。(管理者に言わせれば普段からの手入れに気を使っているからだ。と言われそうだが、、、)
しかし、今回面白かったのは、野天風呂に黄色いアヒルのおもちゃを大量に入れてあったことである。
はじめ内湯から窓越しに見たとき黄色いものが沢山見えてので、レモンでも浮かべているのかと思った。近くによって見るとビニール製のアヒルが大小50以上がぷかぷかと浮かんでいる。
入っていた子供たちは、すぐに飽きたと見えて、五分と経たずに出て行ったが、残った年寄りたちは、近寄ってくるアヒルをつまみ上げて、中の水を抜き正常な形にして浮かべる。アヒルの下には空気の出入りで「キュ~ッ」と音を立てる。
自分もいくつかつまんでは、水を吐かす。
七十歳を越えたもの三人が、それぞれ別な場所に浸かって、近寄ってくるのを捕まえては「キュ~ッ」「キュ~ッ」と音を立てている。
男の年寄り三人は誰も無口でその仕事を三十分以上続けた。おかげで、退屈しないで長湯が出来た。
風呂を出て、休憩室で屋台から買ってきた串の肉を食べ、食堂のご飯を食べ足りして昼を過ごしていたが、傍にしつけの悪い子が騒いでいたので、喧しくてたまらない。
普段年寄り二人所帯でいるものにとっては我慢しきれず、早々に帰ることにした。
外に出た途端、むっとする暑さが身体を包みもうすこし我慢が出来れば、、、と思いつつの帰宅となった。
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コメント
おばさま
よく行く場所が重なっていますね。ひょっとしたらひょっとしているかもしれません。
富士近辺では、天母の湯、ユートリオのほか佐野川温泉、そして、今はないと思いますが朝霧のグリーンパークなどそして、富士五個近辺の湯もいくつか行っています。でも、会っても分からないことでしょう。
私の家のすぐ近くにいる”よしこさん”は十年ほどになりますが、まだどの人か知らないのですから、、、、
投稿: オラケタル | 2014年8月26日 (火) 21時33分
【なんぶの湯】には私も時々行きます

わが家から車を飛ばして35分程度
屋台やアヒルの玩具には一度も遭遇していませんが
この時期 夏休みとあって混むのでしょう
芝川の【ユートリオ】は温泉のようです
こちらにも行きますが二階がプールになっています
私たちはどこかでお会いしているかも
投稿: おばさん | 2014年8月26日 (火) 19時15分