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2014年9月 8日 (月)

時の流れに身を寄せて

006


ヌスビトハギの花が道端に咲き、早くも名前の由来となった足型の実をつけ始めている。

この萩は、花の形だけ見れば薄紫のきれいな花で密集して咲くさまはこの悪名が可愛そうになるが、繁殖の手段としてズボンの裾につくと、取り除くのに参ってしまうほどしつっこい。

アメリカ栴檀草やヤブジラミとともに次の年の夏過ぎまでも居残って草やぶに足を踏み入れるのをためらわせる三大悪草であり、おなじ引っ付き虫のオモナミなどは可愛い存在である。

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まえに、NHKの朝番組「花子とアン」を見ていると書いたが、最近はあまり見たくないと言うか、目をそむけている。

原因は昭和の一番嫌な時代に時代に入っているからであろう。

自分の生まれたころの時代であるが、世間はラジオや新聞をはじめとするマスコミに踊らされて横暴を極めてきた軍に対する批判が一切出来なくなってしまっていた。

それこそ、世界情勢からの情報もシャットアウトとされ独りよがりの判断で国民を押さえつけて嘘だらけの大本営発表を鵜呑みにするしかなくなった。

ほとんどの国民は、時の流れに身を任せて破滅に進んでいった時代である。

安倍首相は、よく戦後レジームからの脱却と言うが、彼の思想にはこの時代が良かったと吹き込んだひとがいたに違いない。た彼の爺さんや伯父さんあたりの思想であろうと推察している。

よく、テレビで「昭和は良かった」と言う種の放送があるが、これは戦争に負けた後、自由に自分の思いをぶちまけることでいろんな文化が開花し、どん底から一歩でも二歩でも這い上がることが出来た次代だったからであり、それが戦後レジームだったと思っている。

そして、バブルがはじけ、平成に入ってからの沈滞とともに先の見えない閉塞社会になってくると、貧乏と金持ちの格差がはっきりし、どうあがいても抜け出せない格差社会になり、昭和初期の状況を思わせる世相になってきた。

安倍首相は、円安になれば輸出が増え、株価が上がれば日本の景気は上向き、税収も上がって国民が潤うと言った。

しかし、それからどうなっただろうか。円は70~80円台から現在105円まで下がったが、貿易は赤字続きだし、昨日の経済指標ではBDPが年率で7.6%下落だと言う。

株価上昇で儲けた人はほんの一握り、(それも外資が多い)企業業績が伸びたのは大企業のみ、それからはじき出されたほとんどの人は消費税と物価の値上がり分をもろにかぶっている。

今度の内閣改造に国民は60%に指示を与えたと言う。時の流れに身を任せてばかりいると再び、、、、、、、、ヌスビトハギが草陰から足元を狙っているよ。

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