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2014年9月 2日 (火)

評価の分かれる野菜

019


田んぼのあぜ道の一角が白い花で縁どられていた。

今の時期ならニラであろうと近寄ってみたら予想通り、、、、、、

蝶やミツバチも集まってきて白い花に群がっている。

その中に混じって花に鼻を近づけてみれば、芳香が漂い、葉っぱをむしらない限りニラの香りはしない。

ちなみに韮の語源はと言うと、香嫌と書いて「匂いを嫌う」から韮になったというのと美良と書いて「みら」と言う字からきているとも言う。

つまり、韮の葉っぱは古来から食べられてきたが、人によっては好きな人と嫌いな人に分かれるため、このような字が当てはめられたそうだ。

そして、人間にも物事を斟酌なしに言う人は、人によって評価が分かれるが、そのさまは韮のようである。そして、自分もどちらかと言うとその中に入るのではないかと思っているのだが、、、、。

とにかく野菜としては成長力のたくましい草で、鎌で根元近くで刈っても刈っても20日ほどもすると元に戻っている。

その成長力か匂いを嫌ってか精進料理では肉魚などとともに、この野菜は使わないが、餃子から韮を抜いたら、、、、、、どんな味がするだろう。

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コメント

tomokoさま
思い出しました。私にも懐かしい味です。
最後に食べたのはいつだったか忘れています。
自然のもののほうが、味が濃いと思いますが、多分固いことでしょうから、、、、、スーパーで買ってきて食べたくなりました。

投稿: オラケタル | 2014年9月 3日 (水) 16時14分

韮、、、逞しい野菜ですね。こぼれ種であちこち思わぬ所も芽をだしてきます。
子供の頃、体調を崩した時に母が作ってくれた「おじや」に細かく刻んだニラと卵が入っていました。
懐かしい味です。  

投稿: tomoko | 2014年9月 3日 (水) 05時14分

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