待宵草のやるせなさ
待てど暮らせど 来ぬ人を
宵待ち草の やるせなさ
今宵は月も 出ぬそうな
大正のはじめに竹下夢二が作った歌だというが、むかしの歌は寿命が長かったようで、昭和に入っても歌われつづけてきた。
自分たちもこの歌はよく聞いてきたが、宵待ち草とは月見草だとばかり思っていた。
しかし、正確には待宵草(マツヨイグサ)であり、月見草もまた別な花であることを知った。
ゆえに太宰治が河口湖の上にある天下茶屋で”富士には月見草がよく似合う”という文句も正確には違う花であり、大正の文豪や画家も感覚でものを言っていたことになり、後世の若者に間違った知識を植え込ませてしまった。
そして、子供のころはこの花はもっと大きなものだったと記憶していたが、最近では花も背丈もごく小さくなったので、不思議に思っていた。
子供のころ見たものの中には、自分の背丈や目線で憶えていたものがあり、高い木だとばかり思っていたものが、久しぶりに見たとき「こんなに小さかったのか」とがっかりした経験があったのでその伝かと思っていたら、どうやら、子供のころ見たのはオオマツヨイグサであり、最近はマツヨイグサに取って代わられたためだと言うことが分かった。
なんでも、大きいものが強いと思っていたが、動物同様、強いものが生き残れるのではなく、環境に合わせられるものが生き残るのだそうで、、、、、、納得した。
産業革命以来世界を席巻したこともあるイギリスが分裂するかしないかが今大きな問題になっている、、、、、、、最近では老大国と呼ばれ影響力も薄れてきたがこちらはどう見るべきであろうか。
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コメント
おばさま
結果は明日になるようですね。
人それぞれの思惑があって動いているようですが、やはり何百年経っても飲み込まれたと言う恨み、分配が公平でないと言う恨み、、、、そして、一儲けをしたい。美味いことをしたいという現世の欲望が絡まりあっているんでしょうか。
投稿: オラケタル | 2014年9月18日 (木) 21時43分
エジンバラに行った時
油田の話を聞いたことを思い出しました
やはりこの収益は大きく独立したいのでしょうね
通貨はどうなるのかな
選挙結果はどうなるのかな
投稿: おばさん | 2014年9月18日 (木) 19時56分