七竈の赤い実
七竈のいわれは、なかなか燃えにくく竈に七回入れても焼け残っているからと言うが、実際には乾燥さえしていれば燃えやすい木の仲間に入る。
となれば、どうしてそんな名前が付けられたのか。
冬を間近に控えて紅葉が燃えるように赤いからであろうか。
いずれにしろ、赤く燃えた紅葉はすぐに散り赤い実だけが鳥に食べてもらうため、遅くまで木にしがみついている。
雪をかぶった赤い実はそれはそれは奇麗なものである。ただ、遅くまで食べられないと言うことは鳥にとってもあまり美味くない果物だろうか。
子供ころから何回か食べたことがあるのだが、いつ食べても酸っぱい味は変わらなかった。
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今日は十月一日。今年もはや二ヶ月を残すのみになってしまった。そして、お堅いお役所は今日が衣替えの日。
朝の曇り空を目当てにして、蓮根掘りに蓮田に入ってみたが、秋とはいえ気温のほうがかなり高かったようで、下着を通して作業衣まで汗が染み出てずぶ濡れ状態になってしまった。
さすがにこれだけ汗をかくと、気力も衰え早々にして帰ってきてしまい、小原庄助さん並みに午前中から風呂に入って、ビールを飲み、また汗をかいて、七竈のような顔をして昼寝に入ってしまった。
それでなくても身上がないのに、、、、
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