サツマイモの花
今日は”霜降”それかあらぬか北海道あたりでは霜が降りるほど冷え込んだとのニュースが入ってきた。
もうかなり前になるが、昭和の三十年代のことだが、飛騨でも十月十日に初雪を観測したことがあるので、地球温暖化が叫ばれる以前の地球は、今頃の霜降りは当たり前と言うか平均だったに違いない。
そんなことを思いながら麻機田んぼを歩いていたら、サツマイモの花を見かけた。
葉っぱが、すこし厚いが朝顔に似ており、当然のような顔をして朝顔似の花を咲かせる。
朝顔の花は短日性だと言い、本州ではあまり花を咲かせることが無いのだが、静岡に来てちょいちょい見かけるようになった。
花を愛でる植物で無いので、花の品種改良は行なわれることがないためか、いつ見ても同じ紫がかった花しか咲かせない。
ただ、サツマイモは、親芋から出た蔓芽を植えて栽培するため、品種改良にはこの花にほかの花の雄しべをつけて種を作るしかないため、寒さに弱いこのあたりでは難しいようである。
いずれにしろ、江戸時代に日本に入ってきたこの芋は、飢饉食として受け継がれ、その甘さと温かさから焼き芋は女性に愛されてきた。
副作用としては屁が多くなるそうで、顔を赤らめる植物、、、、ってことはいまの世の中ないか。
| 固定リンク
コメント